大学・大学院紹介学部・学科

電気電子情報工学科[2006年度募集停止]

電気工学コース

電気技術のあらゆる可能性に挑戦する

電気工学コースでは、私たちの暮らしを支える電気エネルギーについて、その発生から応用までを考えるとともに、電子工学や情報工学も含めた幅広い研究活動を行っています。

いま、生活で利用しているほとんどの電気を火力や原子力の発電に頼る一方で、水力や太陽光、風力など、資源を使い果たす恐れがなく、環境汚染の心配もないクリーンエネルギー発電が注目を集めています。また、あらゆる部門で進む「電化」によって、例えば、もっぱら石油を浪費し、大気を汚してきた自動車が、エコ・カーという環境にやさしい自動車に変わりはじめています。

このように、電気はその発生方法や応用方法を進化させることで、エネルギーとして社会に貢献するだけでなく、電子頭脳や通信技術との組み合わせによって、あらゆる場所から制御可能になるという特長もあります。また、超音波やレーザなどを利用すると、体を切ることなく病気を治療することもでき、電気エネルギー、痛くない手術や人口臓器の開発にも役立っています。

電気工学コースでは、そのような電気の理論と同時に、実験を通じて実践的な電気の扱い方について学びます。目に見えない電気や磁気に対し、はじめはこれらの扱いを難しく感じる人も多いようですが、多くの実験を経験していくことで、徐々に複雑なシステムを制御できるようになります。

電子工学コース

ハードウェアとソフトウェアについて、バランスよく学ぶ

電子工学コースでは、コンピュータ、マルチメディア、インターネット、人工衛星、光通信、携帯電話などに代表される電子の持つ特長を生かしたシステムの製作や使用方法について学びます。

携帯電話を例にすると、「半導体を使った電子回路でできている部品」や「電話局と携帯電話との間で情報を受け渡しするための電波を発生させる機器」などのハードウェア部分、「どのような電波を送ったらいいかという通信方法」や「通信の安全を守る暗号化システム」などのソフトウェア部分は、すべて電子工学に属する分野です。

このように、電子工学には、ハードウェアとソフトウェアの両面があり、いま、産業界ではそれらハードウェアとソフトウェアに関するバランスのよい技術・知識が必要とされています。

電子工学コースでは、そのような社会の要求を意識しながら、体系的に電子工学を学び、将来的に、電気回路技術者やネットワークエンジニアとして幅広い分野で活躍するための土台づくりを行います。

情報工学コース

高度情報社会の中で、情報技術のエキスパートをめざす

情報工学は、数値や文字、音、画像などの様々な情報を加工したり、蓄えたり、送ったりする技術を担う学問です。情報工学のイメージというと、コンピュータなどの電子機器を思い浮かべがちですが、生物内部で行う情報処理を参考にしてさらに高度な機能を求めるなど、医学や生物学の分野とも関連があります。

いま、人々がどこに移動しても同じコンピュータの環境を安心して利用できる社会の到来が、目前に迫っています。これを「ユビキタス・コンピューティング」と呼ぶのですが、そのためには、高度情報社会の基盤であるコンピュータと通信の技術によってつくられるシステムが安全でなければなりません。

豊かな社会になっても、ものが簡単に手に入るようになると、次に人々は心を満たすものを求めるようになります。各種サービスや情報がそれであり、これは産業の情報化につながります。

情報工学コースでは、このような社会の中でコンピュータを利用するための技術(ソフト)だけでなく、その構造や電子的な中身(ハード)にも重点を置いた教育カリキュラムを展開し、この分野の中核として幅広い場面で活躍するための豊かな感性を持った人材を育成します。

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