大学・大学院紹介

工学部第1部 環境エネルギー化学科 研究・研究室一覧
※2015年度入学者募集停止

各研究室で学ぶ内容は、新しい時代の工学に必要不可欠なテーマばかり。
ここでの実践的な研究の中から、現代社会のニーズに沿ったチカラを身につけることができるのです。
エコシステム工学研究室 矢ケ﨑 隆義 教授 閉じる

エコシステム工学研究室 新宿・八王子キャンパス

「リサイクルや無害化処理技術」などの支援で次代のエコシステムを開発


指導教員
矢ケ﨑 隆義 教授


主な研究テーマ
●マイクロ・ナノバブルを用いた環境浄化システムの開発
●超・亜臨界技術を用いたリサイクル技術の開発
●有機系廃棄物の終末処理システムの開発


キーワード
環境材料科学 資源リサイクル工学 物質機能発揚工学


研究内容紹介
環境保全や省エネルギーの視点から、エコシステムの実現に対する社会のニーズは、とても高まっています。こうした時代背景に基づき、環境汚染物質を除去する技術、リサイクルを支援する技術、廃棄物を安全な形にして終末処理する技術や、廃棄物を燃料化して発電に用いる技術などの開発に関わる研究を展開し、持続型社会を支える各種エコシステムの構築を試みています。また、こうしたシステムを実現するために必要とされる、例えば廃熱を回収して有効利用するための熱電変換材料など環境負荷軽減型の新しい材料の創製、適用、評価を実施、高い安全性や信頼性を持つエコシステムの開発に取り組んでいます。


環境分析化学研究室 釜谷 美則 准教授 閉じる

環境分析化学研究室 八王子キャンパス

ミジンコによる毒性評価など、環境保全に役立つ分析法を確立


指導教員
釜谷 美則 准教授


主な研究テーマ
●温泉排水中のフッ素およびホウ素の除去システムの構築
●界面活性剤を簡易に分析する方法の開発
●ミジンコを用いた毒性評価の研究法


キーワード
バイオアッセイ 環境汚染 簡易分析法


研究内容紹介
世の中に存在する、さまざまな化学物質や環境汚染成分を分析する方法の開発や改良に取り組んでいます。このような研究を進めることで、より簡単に、より迅速に、より低コストで分析できるようになり、さまざまな物質の品質管理や環境保全に貢献できるようになります。また、水環境を守るために、地域の住民とともに水質調査を行ったり、水質の生態系への影響を判断するため、ミジンコが餌を食べる速度などから毒性を評価するといった研究なども進めています。


大気環境工学研究室 並木 則和 教授 閉じる

大気環境工学研究室 八王子キャンパス

人がいる、あらゆる環境の空気をクリーンで快適にするために


指導教員
並木 則和 教授


主な研究テーマ
●スプレー噴霧や超音波霧化による空気浄化技術
●煙道内PM2.5測定機器の開発と応用
●室内環境中二次有機エアロゾルの挙動解明


キーワード
空気浄化 PM2.5 スプレーテクノロジー


研究内容紹介
空気中に存在する汚染物質には、揮発性有機化合物に代表される分子状汚染物質と、大きさが1nm( 100 万分の1mm)から100μm(0.1mm)の粒子状汚染物質に大きく分かれます。しかし、これらの汚染物質を効率的に取り除いて空気をクリーンにするためには、対象とする汚染物質の発生ならびにその変質過程や化学的・動力学的な性質を把握する必要があります。本研究室では、一般室内環境のみならず、クリーンルームのような製造環境や工場からの排気ガスといった多種多様な場において、空気をクリーンにする技術を研究・開発し、社会に提案していきます。


土壌環境工学研究室 酒井 裕司 准教授 閉じる

土壌環境工学研究室 八王子キャンパス

土の性質をとらえて環境破壊や環境汚染を解決


指導教員
酒井 裕司 准教授


主な研究テーマ
●脱硫廃棄物による砂漠化土壌の改良 ●海の砂漠化と森林土壌の関連性評価 ●黄砂発生地域での植生回復手法の開発
●土壌・地下水汚染における有害物質の特性の解明


キーワード
砂漠化(土壌&海) 土壌・地下水汚染 廃棄物利用


研究内容紹介
アジア地域をはじめとする開発途上国において環境破壊や環境汚染が深刻化し、本来あるべき都市と農村と、森林のような自然生態系との共生関係が破壊されています。その結果として拡大している中国の砂漠化地域を、大気汚染を防止するための技術から得られた廃棄物により改良するといったオリジナルな手法に取り組んでいます。また国内では、海の砂漠化と森林から河川を通じて供給される物質について着目してメカニズムの解明や改良などを行っています。このように、国内外で起こっている環境問題に対し、土壌環境という視点からアプローチして解決をめざしています。


水環境工学研究室 石川 徹 准教授 閉じる

水環境工学研究室 八王子キャンパス

生きるための必需品「水」を未来へ送り届けるために


指導教員
石川 徹 准教授


主な研究テーマ
●最新膜技術を利用した排水処理技術の研究 ●光触媒を用いた排水処理技術の研究


キーワード
排水浄化 光触媒 膜分離


研究内容紹介
人間をはじめ、あらゆる生物は水がなくては生きていけません。この限られた水資源を、未来へ引き継ぐために役立つ研究をしています。たとえば農業の現場などでは、殺虫剤など多量の農薬が散布され、環境が汚染されています。その排水浄化実験に、著しい進化を遂げている膜分離技術を利用し、現象の解析に取り組んでいます。また、二酸化チタンに紫外線を照射すると優れた光触媒活性を発現し、多くの有機物を酸化分解して無害化します。この特性を活用し、排水処理技術として光触媒の有効性を明らかにする研究も行っています。


エネルギー変換材料化学研究室 桑折 仁 准教授 閉じる

エネルギー変換材料化学研究室 新宿・八王子キャンパス

宇宙で発電するしくみで身近なエネルギーを活用する


指導教員
桑折 仁 准教授


主な研究テーマ
●高効率熱電半導体の開発
●熱光起電力発電等エネルギー回収システムの開発
●金属・セラミックス系複合材料の創製と評価


キーワード
金属・セラミックス科学 複合材料工学 ナノテクノロジー


研究内容紹介
わずかな熱エネルギーで発電する、熱電半導体。惑星探査機の電源に使われているこの半導体を、新たな発電システムに応用。温泉や工場廃熱など、身の回りで捨てられている未活用の熱エネルギーを有効利用し、エネルギー問題の解決につながる効率の良い発電システムの研究を行っています。また、超軽量で高強度の耐熱材料が開発されれば自動車や飛行機などの輸送機器のエネルギー消費量を抑えることができます。これを実現するためにカーボンナノチューブやセラミックス繊維を強化材とした複合材料の研究も進めています。


化学エネルギー工学研究室 長本 英俊 教授 閉じる

化学エネルギー工学研究室 新宿・八王子キャンパス

地球も人間も本当に喜ぶ優しいエネルギーの実現に向けて


指導教員
長本 英俊 教授


主な研究テーマ
●燃料電池の高効率化
●バイオマスエネルギー利用
●高選択性分離プロセス など


キーワード
燃料電池 環境影響評価 省エネルギー


研究内容紹介
エネルギーの大量消費に伴い、石油や天然ガスといった化石エネルギーの枯渇や地球規模での深刻な環境破壊が問題となっています。燃料電池は、こうした問題を解決するものの一つですが、実用化までには克服すべき課題がまだ数多くあります。そこで、電子、イオンを通す酸化物などの材料開発、電気需要の急激な変化に対応できる電池システムの開発、省エネルギーで実現できる分離プロセスの高効率化といった環境技術への取り組みにより、燃料電池の実用化をはじめ、環境とエネルギーの問題を本当に解決する各種の技術開発に挑戦しています。


機能物質化学研究室 大倉 利典 教授 閉じる

機能物質化学研究室 八王子キャンパス

環境やエネルギー問題を解決する新素材を開発しよう


指導教員
大倉 利典 教授


主な研究テーマ
●高機能性ガラス・アモルファスの開発
●超イオン導電性結晶化ガラスの開発
●放射性廃棄物固化用ガラスの基礎的検討
●環境センサーおよび蛍光体の開発


キーワード
燃料電池 高機能ガラス・アモルファス ナノセラミックス 環境浄化


研究内容紹介
素材という観点から地球環境やエネルギー問題を解決するため、各種素材の構造解明や高機能化などを研究し、環境負荷を極限まで抑える優れた素材開発をめざしています。今取り組んでいるのは、燃料電池や化学センサー用の新しい固体電解質である超イオン導電性ガラスセラミックスや、耐熱・耐水・耐放射線性に優れた新しいタイプの高レベル放射性廃棄物固化用ガラスの開発など。2〜50ナノメートル程度の微細な孔を内部に自己組織化するインテリジェントセラミックスなど、不思議でおもしろい性質を示すセラミックス研究も進めています。


材料安全工学研究室 木村 雄二 教授 閉じる

材料安全工学研究室 八王子キャンパス

安全で信頼性が高い材料の開発で環境エネルギー技術を支える


指導教員
木村 雄二 教授


主な研究テーマ
●環境エネルギー技術を支える材料システムの構築
●マテリアルシステムの信頼性・安全性評価とその改善
●環境エネルギー装置材料の高機能化 など


キーワード
材料安全学 材料の高機能化 エネルギー機器


研究内容紹介
合理的な環境エネルギー化学システムを構築するためには、システムを構成する装置・機器・デバイスに使用する材料の高機能化が必要不可欠です。そこで、材料化学の観点から環境エネルギー技術を支える材料システムの構築をめざしています。具体的には、システムを構成するものとして、環境エネルギー装置、生体材料、半導体デバイスなどを取り上げ、これらを構成する材料システムの安全性を実現する研究を進めています。こうして機能化した材料を用いた合理的なシステムの構築とともに、信頼性・安全性の評価と改善にも取り組んでいます。


化学システムデザイン研究室 赤松 憲樹 准教授 閉じる

化学システムデザイン研究室 八王子キャンパス

膜技術・乳化技術で、快適な「くらし」に貢献する


指導教員
赤松 憲樹 准教授


主な研究テーマ
●水素分離シリカ膜の開発
●水処理用低ファウリング膜の開発 
●機能性微粒子製造技術の開発 など


キーワード
水素 水処理 ドラッグデリバリーシステム(DDS)


研究内容紹介
膜技術・乳化技術をベースとし、クリーンエネルギー製造・下排水処理・医療といった幅広い分野に貢献するシステムを創出し、併せて必要な要素技術を開発しています。具体的には水素エネルギーを効率良く製造・貯蔵・輸送する際に必要な水素分離膜の開発を行っています。また水中の汚れを除去しながらも、自身は全く汚れることがなく性能低下が認められない革新的な水処理膜を開発しています。さらに抗ガン剤などの薬を効率良く患部へ送達できる新しいマイクロカプセルや複合エマルションの開発を行っています。


エネルギーシステム工学研究室 中尾 真一 教授 閉じる

エネルギーシステム工学研究室 新宿・八王子キャンパス

社会に貢献する技術の開発、社会に求められる人材の育成


指導教員
中尾 真一 教授


主な研究テーマ
●膜反応器を用いた水素製造システムの開発
●膜を用いた省エネルギー水処理システムの開発
●膜を用いたナノサイズ粒子の分級システムの開発 など


キーワード
膜工学 水素製造 水処理


研究内容紹介
水素エネルギー社会構築をめざし、メタンやバイオエタノールの水蒸気改質により水素を高効率に製造する膜反応器や、最も有望な水素輸送・貯蔵担体の有機ハイドライドの脱水素反応を高効率に行う膜反応器を開発しています。全地球的水不足を解決するため、膜ろ過水処理技術が注目されていますが、最大の問題である膜汚れについて、実験から現象を抽出・解明し、計算機シミュレーションを行い、防止法を開発しています。ナノサイズ粒子の膜分級技術開発は世界初の挑戦です。


環境マネジメント工学研究室 稲葉 敦 教授 閉じる

環境マネジメント工学研究室 新宿キャンパス

身近な環境問題を地球全体の視点で考える


指導教員
稲葉 敦 教授


主な研究テーマ
●衣・食生活のCO2 排出量とライフスタイル
●ツーリズムの環境影響評価
●野菜工場等の環境調和型新産業の提案


キーワード
ライフサイクルアセスメント(LCA) 持続可能性評価 環境経営


研究内容紹介
製品のライフサイクル全体での環境負荷物質や資源消費量を計算するライフサイクルアセスメント( LCA)の方法を使って、さまざまな製品や技術、システムを評価し、CO2をはじめとする環境負荷が小さくなる方法を考えます。また、LCAの結果など企業の環境活動を消費者がどのように受け止めているかを調べ、生産と消費が同時に環境負荷削減に向かう方法を考えます。さらに、世界での物質の連鎖とCO2排出量の関係を調べ、地球温暖化問題への世界的な取り組みのあり方を議論します。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1046/

環境界面材料科学研究室 吉田 直哉 准教授 閉じる

環境界面材料科学研究室 八王子キャンパス

「濡れ現象」を幅広い分野に応用する


指導教員
吉田 直哉 准教授


主な研究テーマ
●固体表面の動的濡れ性の原理解明と応用
●光触媒を用いたセルフクリーニング表面の開発
●滑水性を有する無機酸化物の開発と応用


キーワード
濡れ性 光触媒 環境浄化 表面改質


研究内容紹介
環境浄化や環境への負荷の小さい機能を有する表面に関する材料・物性研究を行っています。表面・界面は身の回りのすべての物体に存在するものです。そして例えば吸着、摩擦や光の反射のような現象から化学反応に至るまでさまざまな特徴・機能を有しています。私たちは特に、吸着や化学反応とも関連の深い固体表面の濡れ現象を原理的に研究しながら、それを多方面の材料へ応用展開しようとしています。さらに、濡れ性制御と組み合わせたセルフクリーニング機能や、高度な動的撥水性を付与した無機化合物などの研究にも取り組みます。


環境プロセス工学研究室 岡田 文雄 特別専任教授 閉じる

環境プロセス工学研究室 八王子キャンパス

凝縮相の反応解析手法をオゾン水の化学へ応用


指導教員
岡田 文雄 特別専任教授


主な研究テーマ
●水電解によるオゾン生成反応の解析
●高効率オゾン水生成プロセスの開発
●オゾン水の大腸菌殺菌メカニズムの解明


キーワード
オゾン水 殺菌 洗浄


研究内容紹介
オゾンを含んだ水は、オゾンの分解過程で生じるOHラジカルを含有するため強力な殺菌・洗浄・消毒・消臭効果を示し、また、使用後のオゾンは酸素と水に戻るため、環境を汚染しないという理想的な殺菌・洗浄剤です。凝縮相中でのイオンやラジカルの挙動を解析する反応化学的手法を用いることにより、オゾンの生成過程や殺菌メカニズムが解明できます。その結果、小型で安価、しかも高効率なオゾン水殺菌プロセスを設計することが可能となります。これにより、環境浄化、衛生向上が実現されることが期待されています。


計算化学デザイン工学研究室 高羽 洋充 教授 閉じる

計算化学デザイン工学研究室 八王子キャンパス

未来社会にブレークスルーをもたらす科学技術の創製


指導教員
高羽 洋充 教授


主な研究テーマ
●二次電池のデザイン開発
●バイオ巨大分子の精密解析と理論設計
●機能性材料による新規分離プロセス開発


キーワード
環境材料設計 二次電池システム コンピュータ化学


研究内容紹介
未来社会を切り開く科学技術にはブレークスルーが必要です。そのためには、材料やシステムの機能をデザインし、新しいコンセプトに基づいた開発が必要となります。本研究室では、コンピュータ化学などの新しい研究方法に、これまでの実験を加えた先進的な研究を進めることで、新しい科学技術に関する研究を行っています。具体的には、電極反応を最適化した高効率な燃料電池の設計や、バイオシステムに関する研究、新規発光材料の開発など、未来社会に必要とされる新しい環境エネルギー材料のデザイン開発を進めています。


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