このグループは、医療の現場でつかわれる『輸液ポンプでの医療ミス回避装置の開発』を行っています。現在、医療事故が多発している中で、薬は一度入れてしまったら取り出せない為、輸液ポンプに関する医療事故が大きな問題の一つとして捉えられています。そこでグループでは、今までとは別の視点から「何が安全か?」「どうしたら安全か?」ということを深く追求しています。
具体的には、「より使いやすく、緊急の場合でも安全に使える輸液ポンプの開発」や「輸液ポンプのフリーフロー防止対策」に取り組んでいます。
例えば、フリーフローの問題を例にあげると、輸液ポンプを使用する現状として、ドアを開放するときの患者側コックの閉め忘れを防止する為に、ドアが開放すると自動でコックが閉まる構造が開発されています。しかし、その機構に慣れてしまうとコック開閉の意識が薄れ、コックが開いたままチューブを外してしまい、輸液がこぼれるという堂々巡り問題が発生しているのです。このように、使用される現状を見据えつつ、さらにその先の「安全」を考え、それが「本当に安全なのか」をみんなで話し合い考えながら、開発しているのです。
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ECPの授業では、リエゾンや教授によって、新しい発想を正しい方向に導きながら授業は進められています。
学生
操作スイッチを正面ではなく、上に配置してはいけないのですか?
リエゾン
上に配置してあるものもあります。
ただし操作キーがたくさんある為、広いスペースが必要となり、今の位置に配置してあるものがほとんどです。
学生
輸液ポンプを横向きに使えば、操作スイッチの場所が広くなるのではないですか?
リエゾン
実際の狭い手術場で、5〜6台の輸液ポンプをどのように並べるかを考える必要があります。
上に5〜6台並べるとしたら、操作スイッチが上にあると操作できなくなってしまう。
ただし、それは現状であって、もっと良い方法があるかもしれない。
手術場の環境が変るかもしれない。
可能性を限定せずに考えて欲しい。
学生
やはり現場を見なくてはだめですね。
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