学園情報財務状況

平成21年度決算について

「Dash21」の4年目となる平成21年度は、教育改革推進・研究推進による学園競争力強化、「独自の教育方法」の充実、積極的な学生生徒支援、情報環境・施設設備の充実など全学園を挙げて取り組み、「特色ある魅力的な学園」作りに努めました。

主な収入源である学生生徒等納付金を含む帰属収入合計は123億円となりました。

人件費、教育研究経費を含む消費支出合計との差・帰属収支差額は11億6千万円となります。そこから、基本金組入額を差し引くと5億6千万円が収入超過となりました。

平成21年度には学園創立125周年記念事業の最大事業となる総合教育棟の基本設計の検討に着手しました。

今後とも財務の健全性を維持しつつ、教育研究経費・施設・設備の環境整備などに重点的配分を行い、教育の質と魅力を一層高めるよう努力します。

消費収支の概要

消費収支の概要は次のとおりです。

収入(帰属収入)
帰属収入のうち74%の91億5千万円が、授業料、入学金などの学生生徒等納付金です。
学生生徒等納付金に次いで比率の高いのが補助金の12%で15億円です。
寄付金は現物寄付も含めて1億5千万円です。

支出(消費支出)
消費支出は、111億4千万円です。内訳は、教員、職員の人件費60億6千万円、教育研究活動に直接支出される費用、学生生徒のキャンパスライフを応援する費用などの教育研究経費が41億4千万円です。

基本金組入額
学校法人が教育研究活動を行っていくためには校地、校舎、機器備品、図書などの資産をもち、これを永続的に維持する必要があります。これらの資産の取得に充てた金額、もしくは充てる予定金額を基本金に組入れる仕組みになっています。
平成21年度は、基本金組入額が帰属収入の5%にあたる6億円です。

決算の概要は、別表「消費収支計算書」「資金収支計算書」「貸借対照表」のとおりです。

事業の概要

詳細は「平成21年度事業報告書」をご参照ください。

平成21年度事業報告書(PDFファイル2,842KB)

消費収支計算書
(平成21年4月1日〜平成22年3月31日)
(単位:百万円)
消費収入の部 消費支出の部
科  目 平成21年度
決算額
平成22年度
予算額
科  目 平成21年度
決算額
平成22年度
予算額

学生生徒等納付金

9,147 9,428

人件費

6,062 6,180

手数料

269 229

教育研究経費

4,136 4,243

寄付金

152 307

管理経費

829 974

補助金

1,499 1,537

借入金等利息

0 0

資産運用収入

345 262

資産処分差額

102 122

資産売却差額

1 0

徴収不能額

3 0

事業収入

299 275

徴収不能引当金繰入額

11 0

雑収入

591 523

[予備費]

- 200

 

   

消費支出の部合計

11,143 11,719

帰属収入合計

12,303 12,561

当年度消費収支差額

560 △319

基本金組入額合計

△600 △1,161

前年度繰越消費収支差額

926 1,558

 

   

基本金取崩額

72 0

消費収入の部合計

11,703 11,400

翌年度繰越消費収支差額

1,558 1,239
資 金 収 支 計 算 書
(平成21年4月1日〜平成22年3月31日)
(単位:百万円)
収入の部 支出の部
科  目 平成21年度
決算額
平成22年度
予算額
科  目 平成21年度
決算額
平成22年度
予算額

学生生徒等納付金収入

9,147 9,428

人件費支出

6,276 6,404

手数料収入

269 229

教育研究経費支出

2,700 2,665

寄付金収入

114 263

管理経費支出

737 878

補助金収入

1,499 1,537

借入金等利息支出

0 0

資産運用収入

343 262

借入金等返済支出

0 0

資産売却収入

3 1,002

施設関係支出

123 1,125

事業収入

299 275

設備関係支出

532 1,151

雑収入

591 523

資産運用支出

1,619 2,157

借入金等収入

0 1

その他の支出

784 1,038

前受金収入

1,680 1,533

[予備費]

0 200

その他の収入

919 1,982      

資金収入調整勘定

△2,299 △2,107

資金支出調整勘定

△910 △1,354

当年度収入合計

12,565 14,928

当年度支出合計

11,861 14,264

前年度繰越支払資金

6,168 6,872

次年度繰越支払資金

6,872 7,536

資金収入の部合計

18,733 21,800

資金支出の部合計

18,733 21,800
貸  借  対  照  表
平成22年3月31日
(単位:百万円)
資 産 の 部 負債・基本金・消費収支差額の部
科  目 平成21年度 科  目 平成21年度

固 定 資 産

62,829

負債の部合計

7,278

 有形固定資産

29,578

 固定負債 

4,533

  土地

4,646

  長期借入金

0

  建物・構築物

19,359

  退職給与引当金

4,533

  教育研究用機器備品

3,522

 流動負債

2,745

  図書

2,019

  短期借入金

0

  その他

32

  前受金

1,680
       

 その他の固定資産

33,251

  その他

1,065

  有価証券

0

 

 

  特定資産

31,022

基本金の部合計

62,493

  その他

2,229

 

 

流動資産

8,500

消費収支差額の部合計
(翌年度繰越消費収支差額)

1,558

  現金預金

6,872

  その他

1,628

 

 

資産の部合計

71,329

負債・基本金・消費収支
差額の部合計

71,329

(注記)有形固定資産の減価償却額の累計額:25,398百万円
徴収不能引当金の合計額:11百万円

参考

《用語解説》

消費収支計算書

■計算書について
当該年度の消費収入と消費支出の内容及び収支の均衡を明らかにし、学校法人の経営状況が健全であるかを示すもの。


資金収支計算書

当該年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入・支出の内容を明らかにし、支払資金の収支の顛末を明らかにするもの。消費収支計算書にない施設設備投資額が含まれる。


貸借対照表

一定時点(決算日)における資産及び負債、基本金、消費収支差額の内容・有り高を明示し、学校法人の財務状況を明らかにするもの。


帰属収入

■計算書の項目について
全ての収入のうち負債(借入金や預り金)とならない収入。学生生徒納等納付金、寄付金、補助金などの収入を言う。


消費収入

消費支出に充当できる収入のことで、帰属収入から基本金組入額を控除した金額。


消費支出

人件費、教育研究経費、管理経費、借入金利息などの当該年度に発生した費用。


消費収支差額

消費収入から消費支出を差引いた金額。


基本金組入額

学校法人がその諸活動の計画に基づき、必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして帰属収入のうちから組入れた金額。


基本金

基本金の対象は「学校法人会計基準」において、以下の4つに分類し規程されている。
第1号基本金:校地、校舎、機器、備品、図書などの固定資産の取得価額。
第2号基本金:将来固定資産を取得する目的で積み立てた預金などの価額。
第3号基本金:奨学基金、研究基金などの資産の額。
第4号基本金:運営に必要な運転資金の額(文部科学大臣の定める額)。


特定資産

学校法人が将来に備えて目的別に積立ている資産。


財務比率

本学園の教育研究への資金配分、資金の安定度を示す比率は次のとおりです。
  • 学園の教育研究への資金配分を示す教育研究経費比率(33.6%)
  • 資金の安定度を示す自己資金構成比率(89.8%)
各々比率は私立大学法人(理工系他複数学部)の平均より高い水準にあります。(下記グラフ参照)

注:私大平均は医歯系を除く私立大学法人の平均、理工系大学は私立大学法人(理工系他複数学部)の平均
注:自己資本構成比率とは、基本金と消費収支差額を合計した自己資金の総資金にしめる割合

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