研究・産学連携

プレスセミナー

本学では2012年より、プレス関係者を対象に学園の取り組みについて、理解を深めていただくと同時に報道や取材活動の情報提供の場として、プレス向けのセミナーを開催しています。

2015年度

11月17日 富士通と共同開発−世界初、超解像技術をスマートフォンに搭載arrows NX F-02H


■発表者
 合志 清一教授(情報学部 情報デザイン学科 映像情報研究室)
■研究キーワード
 超解像 / ハイビジョン / ディジタル信号処理 / コンテンツ
■研究テーマ
 『世界初 超解像技術をスマートフォンに搭載−スマートフォン上で映像信号のリアルタイム処理を実現−』

一般に、超解像技術は複雑な処理を必要とし、映像信号をリアルタイム処理するためには、ハードウエア上の動作に限られてきた。本学が開発した超解像技術は、一般的には用いられていなかった、独自の非線形信号処理方式を採用することで、スマートフォン上でソフトウエアによる動作を実現した、と研究成果を発表。

2014年度

2014年度に開催された3回のプレスセミナーでは、2015年4月に開設する先進工学部の研究内容を発信しました。

10月15日 先進工学部  応用物理学科プレスセミナー

204年10月15日、新宿キャンパスで開催。
応用物理学科の本田徹教授と赤城文子教授の研究を紹介しました。

金属基板上結晶成長を用いた集積化マイクロディスプレイをめざして


青色LEDの発明で、2014年ノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏 とのエピソードを語る本田教授

■発表者
 本田 徹 教授(先進工学部 応用物理学科 フォトニクス研究室)
■研究キーワード
 半導体/ディスプレイ/通信光源
■研究テーマ
 『金属基板上結晶成長を用いた集積化マイクロディスプレイをめざして』

発光ダイオード(LED)を用いたディスプレイは、太陽光に負けない屋外用表示装置として応用されています。携帯電話に代表されるマイクロディスプレイへのLED応用は、その素子サイズおよび価格の観点から現状では非常に難しいものです。金属基板上窒化物半導体結晶成長および集積化LED実現への取り組みについて紹介。

先進工学部 応用物理学科 フォトニクス研究室について


ミクロな磁性からビッグデータを創りだす


ハードディスクの中身について説明する赤城教授

■発表者
 赤城 文子 教授(先進工学部 応用物理学科 磁性応用研究室)
■研究キーワード
 ハードディスク/自動車用モーターの永久磁石/計算機シュミレーション
■研究テーマ
 『ミクロな磁性からビッグデータを創り出す』

磁石に代表される磁性体はエレクトロ二クス分野には欠くことのできない材料です。その応用デバイスである磁気ディスク装置 (HDD)の大容量化の検討について、新技術である熱アシスト磁気記録方式とマイクロ波アシスト磁気記録方式の研究内容について紹介。

先進工学部 応用物理学科 磁性応用研究室について


11月11日 先進工学部  環境化学科・機械理工学科プレスセミナー

2014年11月11日、新宿キャンパスで開催。 環境化学科の酒井裕司准教授と機械理工学科の中島幸雄教授の研究を紹介しました。

廃棄物を利用した環境問題解決への実践的アプローチ


脱硫廃棄物による砂漠化土壌改良技術について説明する酒井准教授

■発表者
 酒井 裕司 准教授(先進工学部 環境化学科 環境修復工学研究室)
■研究キーワード
 乾燥緑地化/沿岸生態系修復/廃棄物利用/バイオマス利用/環境影響評価
■研究テーマ
 『廃棄物を利用した環境問題解決への実践的アプローチ』

現在、地球上では温暖化、砂漠化、大気汚染などの環境問題が深刻化しています。当研究室では、俯瞰的な視野から創出したオリジナルな方法で、各国で環境問題の改善に実践的に取り組んでいます。本発表では、中国での脱硫廃棄物を利用した砂漠化土壌改良を取り上げて、これまでの成果と今後の展開について紹介。

先進工学部 環境化学科 環境修復工学研究室


将来のタイヤ像を提案する


ダウンサイジング・コンセプトについて説明する中島教授

■発表者
 中島 幸雄 教授(先進工学部 機械理工学科 複合材料力学研究室)
■研究キーワード
 エラストマー/複合材料/計算力学/最適化/産学連携
■研究テーマ
 『将来のタイヤ像を提案する』

現在の空気入りタイヤは約125年の歴史を持っています。近年、環境問題への意識の変化によってタイヤへの要求性能に対するパラダイムシフトが起きており、タイヤの幅が広く高さが低くなる傾向に変化がみられます。タイヤの将来像として「ダウンサイジング・タイヤ」を提唱していますが、その現状と課題について紹介。

先進工学部 機械理工学科 複合材料力学研究室について


12月11日 先進工学部  生命化学科・応用化学科プレスセミナー

2014年12月11日、新宿キャンパスで開催。 生命化学科の今村保忠教授と応用化学科の山田昌治教授の研究を紹介しました。

コラーゲン研究から組織構築原理を探る


ナマココラーゲン線維利用について説明する今村教授

■発表者
 今村 保忠 教授(先進工学部 生命化学科 生体機能化学研究室)
■研究キーワード
 細胞/コラーゲン/再生/結合組織/基底膜/分化/がん/組織
■研究テーマ
 『コラーゲン研究から組織構築原理を探る』

動物からコラーゲンを取り出し、細胞と一緒に再構成することで生体内の細胞環境を、生体外に再現することを研究しています。そして、コラーゲンが腱や血管などの組織形成で果たす役割を解明しています。それを組織・器官の再生や、健康な状態の維持あるいは疾病の治癒に役立てることを目指しています。

先進工学部 生命化学科 生体機能化学研究室について


食品組織構造の可視化へのチャレンジ


蛍光染色剤と蛍光フィルターの組合せについて説明する山田教授

■発表者
 山田 昌治教授(先進工学部 応用化学科 食品化学工学研究室)
■研究キーワード
 タンパク質/デンプン/パン/麺/フレーバー/化学分析/食品
■研究テーマ
 『食品組織構造の可視化へのチャレンジ』

従来、食品分野の研究開発は感性に頼る方法が主流でした。
長年、小麦粉食品の研究開発に携わってきた中で、食品品質評価を感性ではなく数値化することを目的として、組織構造の可視化にチャレンジしてきました。ここでは、パン生地中の酵母の可視化、および小麦粉生地の組織構造の可視化についてご紹介します。

先進工学部 応用化学科 食品化学工学研究室について


11月2日 先進工学部開設記念シンポジウムを開催

2015年4月の「先進工学部」開設を記念し、11月2日、「無限の可能性を開花するイノベーションのために〜先進工学が貢献する未来〜」をテーマに、2010年にノーベル化学賞を受賞し、本学名誉博士である根岸英一先生をはじめ、各界の著名な方々をお迎えしてパネル討論会を行いました。

[パネリスト]
 根岸 英一 氏(2010年ノーベル化学賞受賞/工学院大学名誉博士・Purdue大学特別教授)
 友野 宏 氏(新日鐵住金 代表取締役副会長)
 山口 栄一 氏(京都大学 教授)
 山本 佳世子 氏(日刊工業新聞社 論説委員)
 水野 明哲(工学院大学 学長)
 佐藤 光史(工学院大学 先進工学部学部長予定:司会)

開催レポート(PDFファイル)

3月15日 先進工学部開設記念公開講座を開催

グローバル化と先進的研究によって近未来技術を創発できる人材育成をめざす「先進工学部」を2015年4月に開設することを記念し、3月15に公開講座を開催しました。

本講座は、2014年ノーベル物理学賞を受賞された赤﨑勇・名城大学終身教授と共に研究をされている上山 智・名城大学教授を講師に迎えし、その研究グループのメンバーならではの視点で今回受賞された青色発光ダイオード(青色LED)についてご講演いただきました。

【講演者】
上山 智 名城大学 理工学部材料機能工学科 教授
「赤﨑勇グループの青色発光ダイオード(青色LED)研究のこれまでと将来」

山口 智広 工学院大学 先進工学部応用物理学科 准教授
「ボクが青色発光ダイオード(青色LED)にあこがれた訳」

講演の内容はこちら

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