

今年も暑い夏がやってきました。毎年、暑い夏には、もちろん、工学院大学の『わくわくサイエンス祭 理科教室』です。いつからか、東京・多摩の夏の風物詩と言われるようにまでなった、楽しく学べる大きな理科の祭典。今年で18回目の開催となります。理科好きの皆さん、さあ集まってください。今年も、一緒に理科を楽しみながらおおいに学びましょう。

今年もまた、新しいテーマをいくつも開発しました。その中には、小学生だけでなく中学生や高校生向きの難しいテーマもあります。小学生から高校生の皆さんが楽しく学べるテーマを用意して、皆さんのご来場を待っています。さあ、チャレンジ !!
日頃、工学院大学の理科教育にかかわる諸事業の展開にあたって、多くのご助力等を賜っておりますこと、学園構成員一同、心から御礼を申し上げます。
本学では、毎年恒例となっております『第18回わくわくサイエンス祭 理科教室』開催に向けて昨年秋より準備を進めてまいりました。その最中、我が国は3月11日に東北地方で発生いたしました東日本大地震により大きな被害を受け、加えて震災により東京電力福島第一原子力発電所にて生じた事故による放射能物質の飛散と電力の供給不足等の問題を抱えるに至っております。現在、これらの復旧・復興に向けて国を挙げた対応がなされているところであり、本学でも多くの教員が被災調査等に参加すると共に学生諸君のボランティア活動も続いております。さらに、教育機関等の復興・再開に向け必要とされる各種教育備品等の提供支援をも実施しております。
このような状況から、本学は今年度の『理科教室』を開催するべきか否かを慎重に検討してまいりました。
地元での各種催し等が中止されていることもあり、折に触れて地域の団体や皆様方より『理科教室』の開催を要望するお声を多数頂きました。これを受け、5月中旬から6月中旬にかけて、八王子市内にて市民の皆様に対する街頭ヒアリングを実施したところ、実に96%の方々から『理科教室』の開催を望むご意見を頂きました。一方、『理科教室』は数千人の小学生、中学生及び高校生をキャンパスにお迎えする大きな行事であります。開催をする場合、社会要請である電力使用量の削減を行いつつ来場の皆様の安全をどのように確保することが出来るのかが大きな課題であり、その課題を整理すると共に具体的な対応策を検討してまいりました。具体的には「(1)電力供給不足(節電)への協力をしつつ、安全な開催が出来るのか。(2)突然の停電に際して、安全確保等の対応が出来るのか。」等であります。これらに対して、八王子地域の企業団体や市民の皆様からの全面的なご支援・ご協力を頂くことにより、対応出来る確証が得られるに至りました。
これらを総合的に検証、社会協力をしつつ安全な開催をすることが出来る見通しが十分に立ったと判断し、『第18回わくわくサイエンス祭 理科教室』を予定通り開催することを決定いたしました。ここに正式開催決定に至る状況をご報告させて頂くと共に、ご協力を賜りますことお願い申し上げます。
尚、今回の『理科教室』につきましては、東日本大地震復興のチャリティー開催と位置付け、被災地各地から多くの子供達を招待いたします。ご理解の程、重ねて宜しくお願い申し上げます。
