工学院大学学生支援GP「いのち・つなぐ・ちから」

地域とのコミュニケーションを活かした新しい防災・学生支援の取り組み
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参加者・学生の声

vol2.小池太一さん

どうして「普通救命講習会」を実施しようとしたのですか?

昨年、大学が取り組んでいる「いのち・つなぐ・ちから」のことを知り、地震などが起きたときに、地域の人と協力することの大切さを知りました。そこで学生自治会でも何かやりたいと思い、「普通救命講習会」を企画しました。僕は、リーダーズキャンプで、普通救命講習を受講して、とてもいい経験になり、より多くの人にこの経験をしてほしいと思いました。学生自治会では、100名以上の学生が参加するようなイベントも主催するので、自治会メンバーにも受けてほしいと思ったのもきっかけのひとつです。大勢の学生が参加するイベントに関わるメンバーは、救急救命の知識を持っていて当たり前と思ったからです。

主な対象は?

学生自治会や八王子祭実行委員会などの学生団体を中心に声をかけました。各団体のリーダーや主将はリーダーズキャンプで講習を受けていますが、万が一のときに、リーダーが必ずいるとは限りません。なので、できるだけ多くの人に受けてほしいと思いました。団体に所属していない人も受講してほしいと思い、八王子キャンパスのメインストリートに立て看板を出し、周知しました。

どれくらいの人が受講しましたか?

39名の学生が受講しました。団体に所属していない人も参加してくれたのは嬉しかったです。開催するまでは、20名くらいしか参加してもらえないのでは、と思っていたので、自分としては成功だったと思っています。

参加者の感想はどんな感じでしたか?

満足してくれたようです。ただ、テキストでの学習の際に居眠りをしていた学生もいたようなので、次回以降は、学生が飽きないようなカリキュラムなどを事前に消防隊の方と打ち合わせしたいと思います。

今回の実施を終えて感想を

講習を受けた学生は、いざというときに動ける知識を身につけることができたのではないでしょうか。今回の講習を終えて、次年度以降は5月か6月あたりに、新入生を対象として開催することを企画しています。普通救命講習会を今後も継続して開催すること、そして、次の代につなげることで、学生に防災に対する意識を持ってもらうようにしていきたいです。毎年、100名くらいの学生に受けてもらえると嬉しいですね。

今後の学生自治会の活動を教えてください

毎年、新入生には自治会から様々なお知らせを配っているのですが、今年はその中に学内でのトラブルQ&Aを入れようと準備をしています。学内にいるときに火災や地震、急病人が出た時にどうすればいいかを知らせることで、防災に対する意識付けができればと思っています。また、構内で歩きタバコやタバコのポイ捨てなどがまだ見られるので、昨年から学内の見回りも始めました。タバコの火の不始末は一歩間違えれば、火災を起こしかねません。学生自治会で、このような活動をやっていることも知ってほしいと思います。

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