卒業生インタビュー#03 | 建築学部10周年

卒業生の歩み・言葉から紐解く
建築学部10周年
道標でもあり、灯台でもある。
信頼できる教授との出会いは
今も財産。

#3 太原 亜実Ami Tahara

日本下水道事業団
2010年卒/田村研究室

全国の自治体から委託を受けて、下水道事業の代行や支援をしている下水道事業団。太原さんは入団当初から下水施設の設計に携わり、設計プロジェクトの責任者も経験してきました。

Q. 建築の道を志した理由は?
A. 父が建設会社に勤めていたこともあり、自然と興味を持つようになりました。ただ、設計というよりは、もともとモノ作りが好きだったので施工分野への関心の方が強かったです。

Q. 今の仕事を選んだ理由は?
A. 世の中の役に立ちたい、貢献したいという思いはありましたね。下水道はライフラインのひとつでもありますし、異常気象による雨水対策も重要な課題。やりがいを感じています。

Q. 工学院大学に入ってみての感想は?
A. とにかく、教授との距離の近さが印象的でした。分からないことがあればすぐに相談できましたし、違う分野の教授も親切に教えてくれました。

Q. 後輩たちにアドバイスを送るとしたら?
A. 学生生活は思っている以上に短い。友人との時間を大切にしながらも、真面目にコツコツ努力していけば将来に結び付く“なにか”をここでは手にできると思うのでぜひ頑張って下さい!

WORKS

日本下水道事業団研修センター

設立50周年を迎える2022年度に供用開始を目指す「研修センター新寮室棟(仮称)」。全国の自治体で下水道関連の部署に配属された職員や日本下水道事業団の職員が研修を受けるために集まる施設。埼玉県戸田市にある研修センターは、研修生の生活の場となる。太原さんは設計プロジェクトで責任者を務める。