デジタルアートコンペ作品展を開催(4/1~)

2021 / 04 / 01
工学院大学は、最先端技術とアートを組み合わせた表現に挑戦する「第1回新宿アトリウムデジタルアートコンペティション」を開催し、2020年11月に最終審査を行いました。
審査では、個性豊かで設備の特徴を活かした作品が出そろいました。
今回の企画展示では、最優秀賞・校友会特別賞・審査員特別賞を含む入賞作品4つを、新宿アトリウムの空間で上映します。

デジタルアートコンペ作品展 概要

期間:4月1日(木)~4月30日(金)
時間:午前8時~午後7時20分
   ※毎時00分に上映(約18分間)
場所:新宿キャンパス1階 アトリウム 

作品紹介

最優秀賞「見る元素図鑑」/情報学部情報デザイン学科4年 和泉 功亮さん

アトリウムを子どもから大人まで楽しめる巨大な科学図鑑に変貌させた作品です。
元素の一つ一つの情報・性質を、動く壁やLEDなどアトリウム内の設備を活かして表現しました。コロナ禍でも就職活動と並行して決して妥協することなく、膨大なデータを扱った作品を完成させました。その科学やものづくりへの情熱や豊かな発想力が高く評価されました。
※今回の企画展では、作品の一部を映像として上映します。

校友会特別賞「TIME GROOVE」/代表 建築学専攻修士2年 福井 献一さん

音楽におけるリズムや音のうねり、ノリといった本来は見えないグルーヴをアトリウム設備を使って表現。アトリウム内の人の動きが、新しい音楽を生み出します。
アトリウム内の人数の増減に応じて、楽器によるBGMが変化し、プロジェクションマッピングやLEDと連動する作品を提案しました。
作品の完成度の高さはもちろん、実演を交えたプレゼンテーションが高く評価されました。
※今回の企画展では、作品の一部を映像として上映します。



審査委員特別賞 「コーガくんの時計工場」/附属高等学校2年 星野 圭祐さん

中高生で唯一、第1段階アイディア審査を通過した作品が見事、審査員特別賞を受賞。動く壁とプロジェクションマッピングを活用して、建物の象徴となる巨大からくり時計を完成させました。
工学院大学のキャラクター・コーガくんが、工場で時計の数字を造形していく動きに、思わず見入ってしまいます。毎日見ても飽きがこない常設に適したコンテンツに仕上がりました。

入賞 「機 TREE」/代表 情報学部情報デザイン学科 3年 望月 大輝さん

アトリウムを新たな交流の場にすることが狙い。人が増えると、機械でできた木に果実が実り成長していきます。ユーザー参加型のインタラクションで、その場にいる人々を楽しませます。
季節感を取り入れるなど、アトリウムに賑わいをもたらす常設展示として、大きな可能性を秘めた作品です。
※今回の企画展では、作品の一部を映像として上映します。  ※学生の所属・学年は、デジタルアートコンペ最終審査時点の情報です。

新宿アトリウムデジタルアートコンペ最終公開審査ダイジェスト