工学院大学ロボットプロジェクトがNHK学生ロボコン2017で大健闘

2017 / 06 / 13
6月11日(日)、大田区総合体育館(東京都)を会場に「NHK学生ロボコン2017~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~」が開催され、全国から24のチームが出場しました。工学院大学ロボットプロジェクト(以下、KRP)は、事前の選考を通過し、10年連続で本戦への出場を果たしました。
2017年度の競技課題は「The Landing Disc」。高さの異なる7つの台に乗ったボールをめがけ、ロボットがディスクを投げ、ボールを落として、代わりにディスクを台に乗せることで得点を競います。
 
KRPは、予選リーグでシード権を獲得。大阪工業大学、九州大学と対戦しました。
大阪工業大学との対戦は負け、九州大学との対戦では勝利したものの3試合中2試合を勝利した大阪工業大学が準々決勝に進み、KRPは予選敗退となってしましたが、デザイン賞を受賞することができました。

KRPチームリーダー・酒井勝海(工学部電気システム工学科3年)さんのコメント

今大会のコンセプトとして「優勝できる機体の製作」を掲げ大会に臨みました。
結果としては、予選において1勝1敗で予選敗退となってしまいましたが、チームメンバの努力もあり他のチームに比べ倍近く速い大会最速の"APPARE!"(勝利条件)を達成し、技術的に優勝の水準を満たしていたと確信しています。今大会での機体製作のノウハウを後輩に伝承し、KRPの更なる発展の足がかりを作っていきたいと思います。
なお、大会当日の様子は、7月17日(月・祝)9:30からにNHK総合テレビで放送予定です。
また、写真は工学院大学唯一の学生メディアである「新聞会」からの提供により掲載しています。