

工学院大学の前身である「工手学校」(こうしゅがっこう)は、125年前の1887年(明治20年)に渡邊洪基によって設立されました。工業の急速な発展に必要とされる技術者が圧倒的に不足しているという社会背景の下、38歳という若さで帝国大学初代総長に就任した渡邊は、その翌年に工手学校の必要性を認識し、工手学校を設立しました。工手学校のほとんどの教員の多くは、昼間帝国大学で教鞭を取り、夜間に工手学校へ教えに来ていました。社会的に要求の強い、実践力のある技術者を育成しようという設立時の思想は今日まで脈々と引き継がれているところです。
工学院大学は教育に力を入れています。熱意のある学生を受け入れて、4年間で大きく力をつけて卒業してもらおう、という目標のもと、全教職員が一丸となって教育に力を入れています。推薦入学予定者のための入学前教育、入学後基礎科目を個人レベルでサポートする学習支援センター、新入生に早く友人を作ってもらうためのオリエンテーションキャンプなどなど、さまざまな角度から新入生に早く大学になじんでもらおうとしています。教育カリキュラムは各学科ごとに体系化を進め、教養科目から専門科目へ、必要な演習・実験等を交え、周到に準備されています。
S日程入試における入試成績優秀者や各学年における優秀学生、大学院進学生の成績優秀者に対して授業料減免の制度があり、勉学のモチベーションを高めています。
工学院大学では、上記の教育を行うための優れた教員を多数抱えています。大学は教育と研究が車の両輪だと言われますが、優秀な研究者こそが優秀な教育者である、との認識の下に、研究を奨励し、教員や大学院生の国内外における多数の研究発表につながっています。文部科学省からの補助による研究センターを3つ擁し、さらに産学共同研究センターによる企業等との共同研究も奨励しています。これらの研究成果は、多くの学会賞受賞に繋がっています。大学院生の海外発表には旅費の補助をしており、年間50件以上の発表が行われています。
工学院大学では、学生の就職活動に対する万全の支援体制を取っています。とりわけ、インターネットによる求人情報の配信やOBによる就職支援アドバイザー制度です。さらに、本学の出身者は10万人を越えており、強力なネットワークのもと、就職を支援していただいています。
工学院大学では、エクステンションセンターや理科教育センターを設置し、社会人教育から小中学生の理科教育支援まで、幅広い社会貢献活動を行っています。本学の教員の多くが政府や公共団体等の委員会において学識経験者として委員を務めており、広く社会貢献をしています。
工学院大学は今後も力強い変革と発展を進めてまいります。皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。