ソーラーチームが世界大会参戦に向けた新車両「Wing」を発表しました

ソーラーチームが世界大会参戦に向けた新車両「Wing」を発表しました

2017 / 06 / 29
工学院大学ソーラーチームは、世界最大級のソーラーカーレース「2017ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」への参戦する新車両のお披露目となる記者発表会を6月29日(木)新宿キャンパスで開催しました。
佐藤学長の挨拶にはじまり、本学名誉博士の根岸英一先生(2010年ノーベル化学賞受賞)よりソーラーチームへビデオにて応援メッセージを紹介。
続いて、数多くのサポート企業の中から、帝人株式会社の内川様(帝人グループ執行役員 マテリアル事業統括補佐)からチームへの激励のメッセージをいただきました。

そして、新車両お披露目に先立ち、学生キャプテン・中川拓朗さんからチームの紹介等があり、メンバーによるアンベールが行われました。
新車両「Wing」の発表後にはソーラーチームの応援大使に就任した足立梨花さんが登壇し、学生キャプテンの中川さん・ドライバーの石川さん・監督の濱根准教授と共にトークショーを行いました。

多くの報道関係者が取材に来られたなか、学生が“設計”から“製作”までの全てを担当していることや、チーム初の女性ドライバーなどがとても注目され、記者発表会終了後も多くの学生メンバーがインタビューに答えていました。
チームは7月の中旬にテストコースで試走を行う予定で、8月にはレース開催の地、オーストラリアへ船便で車両が輸送されます。

2017ブリヂストンワールドソーラーチャレンジとは

ブリヂストンワールドソーラーチャレンジは、太陽光を動力源としてオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで総延長約3,000kmを走破する国際的なソーラーカーレースです。
世界一速いソーラーカーを決めるチャレンジャークラス、実用性を競うクルーザークラス、そして順位よりも大会を楽しむアドベンチャークラスの3クラスが設定されており、世界各国から集まった大学生を多く含む40以上のチームが約5日間をかけて広大なオーストラリア大陸を縦断します。
2015年に行われた前回大会では、25ヶ国から大学生を多く含む46チームが出場しました。