ソーラーチームが世界大会出場に向け決意表明
工学院大学ソーラーチームは、今村保忠学長・蒲池みゆき副学長に、オーストラリアで開催される世界大会「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)2025」への参戦報告を行いました。

報告会では学生の自己紹介に続き、大会の概要や渡航スケジュールを説明。大会に投入する新車両「SYGNUS(シグナス)」も紹介され、メンテナンス性や耐久性の向上を意識した設計である点が強調されました。車体は学生がカーボン成形や金属加工を自ら行い、大学施設を活用しながら徹夜作業の末に完成させました。
学生からは大学の支援に対する感謝の言葉が伝えられ、「与えられたチャンスを最大限に活かし、結果を残せるよう頑張りたい」と健闘を誓いました。今村学長からは「安心と安全を確保しつつ、大会に臨んでほしい。チームワークを大切に、これまで培ってきたものを発揮して乗り切ってください」と激励が送られました。また、蒲池副学長は「これまでの準備を大切にし、初心を忘れず、真剣に大会に臨んでほしい。今回の挑戦がソーラーカーを築く第一歩になることを願っています」と今後に期待しました。
学生は改まった場に緊張した面持ちでしたが、会の進行とともに表情も和らぎ、終了後は今村学長、蒲池副学長と談笑するなど、和やかな雰囲気となりました。

BWSCは、オーストラリア大陸を約6日間かけて縦断する3,000kmのレースで、2025年8月24日にダーウィンでスタートを迎えます。サーキットではなく一般道を走行する過酷な大会で、チームワークと技術力が試されます。ソーラーチームは学生26名体制で臨み、レース準備を行う先発隊は今月中旬にオーストラリアへ出発予定です。
工学院大学ソーラーチームのさらなる挑戦に、どうぞご注目ください。
応援よろしくお願いいたします。




