マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生がソーラーチームの見学に来訪しました

2024 / 04 / 12

4月1日、アメリカ合衆国 マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生2名がソーラーチームの活動場所である八王子キャンパス(ソーラービークル研究センター)の見学に来訪しました。前回世界大会で、MIT学生の1名が本学ソーラーチームのオブザーバー(レース期間の監視人)を務めており、交流を深めたことから、今回のソーラーチーム見学が実現しました。

MITの学生とTシャツを交換
説明するリーダーのKENJI GUTIERREZ JIMENEZさん

見学では、世界大会でオーストラリア大陸3000kmを走破した6号機 Kogaについて、特徴的な機構の一つである世界初の前輪のサスペンションと後輪のフレーム技術についての質問がありました。設計を担当したメンバーは、新しいサスペンション技術により内部フレームが不要になったことで、搭乗者空間を拡充したことや、空力性能を向上させることで、安定した走行を可能にしていることを説明しました。
車両の他にも、プロジェクト活動方法やチーム運営などについて幅広く意見交換を行い、国境を越えたソーラーチーム同士の親睦を深める貴重な機会となりました。