現地レポート #17

2017 / 10 / 11

Day4 : 10月11日(水) 悪天候の中でレースを再開。クルゲラを通過し、クーバーペディを目指し走行

レース4日目を迎えた11日早朝、昨晩キャンプを張ったアリススプリングス周辺は、悪天候に見舞われチームの安全を優先し、急遽、テントをたたみ車内で夜を明かしました。
天候の回復を待ち、通常より大幅に遅れて4日目のレースをスタート。
八島裕士さん(工学部 機械システム工学科4年)が最初にハンドルを握り、13時20分(現地時間)、6つ目のコントロールストップ・クルゲラに到着しました。クルゲラ周辺は比較的天候が安定しており、順調な走行ができました。
30分の停車を経て、ドライバーを金野竜也さん(工学部 機械システム工学科4年)に交代し13時50分頃、400km先にある次のポイント・クーバーペディ(ゴール地点のアデレードまで約850kmの地点)を目指しスタートしました。

レース後半戦に突入した今日、ソーラーチーム率いる濱根洋人監督(工学部 機械システム工学科 准教授)は、「自然を相手にするレースなので、我々が考えているように思いどおりにはいかない。レース半分を過ぎ、この先も環境の厳しさや悪天候が予想されている。その反面で、学生たちが日々たくましくなっていくのが目に見えて分かる。メンバー同士の意見交換も日々活発になっており、チームのコンディションは非常に良い状態です。」と振り返りました。
 
チームは、クーバーペディ手前約200kmの地点で4日目の走行を終えました。4日連続のキャンプを行い、明日のレースに備えます。