2019BWSC 現地レポート #16

2019 / 10 / 17

Day5:ソーラーカー「Eagle」起死回生!ゴール目指して再出発!

大会4日目に車体横転で損傷した部分を夜遅くまでかかり、学生達の手で修復完了。大会のオフィシャルの点検や、チームの外部アドバイザーにも安全に走行可能な状態であることを確認してもらい、レースに復帰することを決めました。

“自分たちが製作したこの「Eagle」で最後まで走りきりたい!”そんな願いを込めて、チームメンバーで車体に寄せ書きをしました。
今日は、朝から早川雄大くん(機械工学専攻修士1年)がドライバー。安全第一のためスピードを調整しながら、安定した走りで8番目のコントロールストップ・グレンダンボに7位で到着しました。
昨日リタイアした初日から上位グループで快走していた強豪チーム・トゥウェンテ(オランダ)に続き、トップを走っていた大会3連覇中のバッテンフォール(オランダ)が車両破損のためリタイアしたとの速報が。このレースの過酷さを実感する出来事でした。

工学院大学ソーラーチームは、その後も順調に走り続け、昼過ぎには最後のコントロールストップ・ポートオーガスタに到着。同じく車両横転を経験しレースに復帰したアーヘンを抜かし、6位になりました。市街地に近づき、レースの終わりが見えてきました。
ここから、ドライバーは篠川大翔くん(機械工学科3年)にバトンタッチしました。
5日目はゴールのアデレードまで残り約115キロのところで走行終了。

このまま順調に走行を続ければ、明日の昼頃には、ゴールのアデレードにたどり着く予定です。