2019BWSC 現地レポート #18

2019 / 10 / 18

Day8:パレード・表彰式に参加、「Eagle」が技術賞を受賞!

大会最終日となる10月20日(日)、ゴールゲートのあるビクトリースクエアからビクトリアパークまでのパレードと表彰式に参加しました。

パレード前には、他チームとの交流も。ユニフォームを交換するなどして互いの健闘を讃えあいました。
パレードは、今回のレースのメインドライバー・早川雄大くん(機械工学専攻修士1年)が運転。
自然から学んだオンリーワンデザインのソーラーカー「Eagle」で、各国の出場チームやアデレード市民から注目を浴びながら、ビクトリースクエアからビクトリアパークまでオーストラリアで最後となる「Eagle」のドライブを楽しみました。
チームは、その後、表彰式に出席。優勝候補の強豪達が次々リタイアするなど、波乱が相次いだ「2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」が閉幕しました。工学院大学ソーラーチームは5位に入賞しました。
さらに、サスペンションに使われた「ハイドロニューマチックサスペンション」という機構が評価され、優れた技術を持った車両に贈られる、オーストラリア教育科学訓練省所管の研究開発機関であるCSIROが公認の技術賞「テクニカルイノベーションアワード」も受賞しました!

チーム学生は、表彰式で改めてトラブルを乗り越えて完走した喜びを実感しました。
レースに同行していた大会のオブザーバーも一緒に記念写真撮影

キャプテン・尾崎大典くん(先進工学部 機械理工学科4年)コメント

強風などによるトラブルが続き、車両横転によりレースを続けるか決断を迫られる場面もありました。
しかし、技術担当が修復作業にあたり、キャンプ・料理担当も含めてチーム一丸となることで、レースを全うし5位でゴールできました。ご支援・ご声援、ありがとうございました。
チームは10月21日、「Eagle」を日本へ船便輸送するためにアデレード港にトランスポーターを持ち込み、帰国の準備を完了します。10月23日には、日本に帰国予定です!