工学院大学ソーラーチームが「ブリヂストンワールドソ-ラーチャレンジ バーチャルプログラム」に参戦

2021 / 09 / 21

工学院大学ソーラーチームは、「2021ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ バーチャルプログラム」に参戦します。2021年10月にオーストラリアで予定されていたソーラーカーレース「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」がコロナ禍で中止になり、このプログラムは参加チーム同士で刺激を受け合い、高め合うために開催されます。

2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジで走行する5号機「Eagle」

ソーラーチームがエントリーした「Telemetry Challenge」では、各チームが2日間かけてソーラーカーで1日あたり5時間以上走行し、そのタイムや移動距離、ソーラーパネルやバッテリーの累積エネルギーなどのデータを提出します。
ソーラーチームは、10月1日から2日間、静岡県富士川滑空場で5号機「Eagle」を走行させます。そこで得たデータを、大会に提出する予定です。

各チームから提出されたデータは互いに閲覧したり、アナリストとしてデータを分析しレポートを作成したりすることが可能となります。普段は見ることができない他チームのデータと自分たちのデータを比較し、「2023ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に参戦する車両の製作に役立てます。2020年以降、多くのソーラーカーレースが中止になった中、オンライン大会という形でも走行しデータ計測ができるのは、学生にとって非常に貴重な機会です。

2022年2月にアブダビで新しく開催されるソーラーカーレース「Oasis Solar Car Challenge」に招待され、出場への意欲を示すなど、ソーラーチームは精力的に活動を続けています。

※台風16号の影響で荒天が予想されるため、10月1日・2日に予定していた静岡県富士川滑空場での走行は延期となりました。延期後の日程は10月中旬ごろを予定しています。