テーマ紹介

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ドローンからの映像で、現地の状況を確認
ドローンからの映像で、現地の状況を確認
工学院大学がキャンパスを構える新宿に代表される、巨大都市の中心市街地と周辺の住宅地(以下、大都市中心エリア)では、首都直下地震などの震災だけでなく、集中豪雨による水害など都市型複合災害(オールハザード)への対策が課題となっています。大都市中心エリアは、災害時の避難スペースが絶対的に不足しており、様々な災害に強く、できるだけ被害を出さない対策に加えて、仮に被災しても速やかな復旧が可能な「逃げる必要の無い建築・まち」の実現が強く望まれています。
本事業の目的は、主として建築学分野で得られている震災対策の成果をさらに発展させるため、情報学分野の最先端のICT技術(AR/VR、モニタリング/画像処理、非常通信/高速情報処理など)を融合させ、エリア防災活動支援技術に関する研究開発事業と、その成果をもとにした地域連携による社会実装事業を行います。
マルチハザード認識ツール、エリア防災、計画策定ツール、オールハザード対応訓練ツール
最大級地震にも安全な建築、逃げる必要のない室内環境
自立移動式ゼロエネルギー、災害対応支援ユニット