大学・大学院紹介

工学部第1部 応用化学科 研究・研究室一覧
※2015年度入学者募集停止

各研究室で学ぶ内容は、新しい時代の工学に必要不可欠なテーマばかり。
ここでの実践的な研究の中から、現代社会のニーズに沿ったチカラを身につけることができるのです。
有機合成化学研究室 南雲 紳史 教授、安井 英子 准教授 閉じる

有機合成化学研究室 八王子キャンパス

微量しか採れない有機化合物を化学の力で合成する


指導教員
南雲 紳史 教授、安井 英子 准教授


主な研究テーマ
●抗生物質や抗ガン剤の化学合成 ●顕著な生物活性天然物の全合成 ●高選択的有機合成法の開発
●高機能性高分子の開発


キーワード
医薬品合成 精密有機合成 天然有機化合物の化学合成


研究内容紹介
自然界の生物である動植物や微生物、細菌などは、さまざまな天然の有機化合物(天然物)を生産しています。医療に用いられる抗生物質や抗ガン剤のほとんどは、その天然物でつくられています。近年、海の生物から非常に優れた抗ガン剤や抗生物質、抗HIV剤などが発見され注目されていますが、天然からはごく微量しか得られないために、化学合成による供給が強く望まれています。ここでは、このように優れた抗ガン剤や抗生物質として期待されている天然物の化学合成を行っています。また、高選択的有機合成手法の開発も研究しています。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1016/

無機表面化学研究室 小野 幸子 教授、阿相 英孝 准教授 閉じる

無機表面化学研究室 八王子キャンパス

ナノテクで世界最先端の無機・バイオ材料を創造する


指導教員
小野 幸子 教授、阿相 英孝 准教授


主な研究テーマ
●ナノテクで超微細な規則構造をつくる ●人工骨となる生体材料をナノレベルで改質する
●エネルギーデバイスの高効率化 ●超軽量Al・Mgの機能化


キーワード
ナノメートルの世界 表面をデザイン 無機先端材料


研究内容紹介
ナノテクノロジーによって、目に見えないほど小さくて高機能のさまざまなデバイス(制御装置)がつくられるようになり、軽量で驚くほどの便利な機能を持った携帯電話が誕生しました。ここでは、この非常に小さくて高機能な材料を世界に先駆けてつくり出すことをめざしています。また、人工骨など生体材料に役立てる研究も進行中です。さらに、エネルギーを有効活用するための電気を貯める機器や、環境に優しい超軽量金属の表面処理の研究にも取り組んでいます。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1027

機能性高分子研究室 伊藤 雄三 教授、川井 忠智 准教授 閉じる

機能性高分子研究室 八王子キャンパス

全く新しい機能を持つ高分子を創出


指導教員
伊藤 雄三 教授、川井 忠智 准教授


主な研究テーマ
●高熱伝導高分子の創出と高熱伝導発現メカニズムの研究 ●非線形光学材料の研究
●ナノレベル有機・無機ハイブリッド材料の光学、力学特性の解明


キーワード
高分子化学 分子構造 光機能


研究内容紹介
さまざまな特性を持ち、その特性によって身の回りのあらゆるものに活かされている高分子。その高分子分野で、新しい機能を持った高分子を開発し、その機能の発現メカニズムを解明しています。今までに高い熱伝導率を持った高分子や、非線形光学特性といわれる特殊な光機能を持った有機材料、光通信用導波路材料などを開発してきました。さらに、なぜそのような機能が発現するかを材料の電子状態、高次構造、結晶構造と結びつけ解明しています。今後も、新しい機能を持った材料を開発しその機能の発現メカニズムを理論的、実験的に解明します。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1032/

生命工学研究室 小山 文隆 教授、菅原 康里 准教授、坂口 政吉 講師 閉じる

生命工学研究室 八王子キャンパス

応用化学の中の生命工学(バイオテクノロジー)


指導教員
小山 文隆 教授、菅原 康里 准教授、坂口 政吉 講師


主な研究テーマ
●病気に関係する遺伝子 ●動物性バイオマス ●タンパク質の構造と機能


キーワード
病気に関わる遺伝子 キチン・キトサン タンパク質工学


研究内容紹介
化学は人々を困らせる病気の理解と克服にも役立っています。生命工学研究室ではゲノムの化学、動物性バイオマスの化学、タンパク質の化学をつかって脳の病気であるアルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病がどのようにして発症し、どうすれば治療ができるのかという問題に化学の方向から取り組んでいます。病気に関係するタンパク質をゲノムから、そして、治療に結びつく物質を動物性バイオマスから、それぞれ探し求め、それらの性質を化学的に調べる実験を行っています。この研究でヒトの命を守り、生活の質を向上させることをめざしています。


生物資源化学研究室 阿部 克也 准教授、油井 信弘 助教 閉じる

生物資源化学研究室 八王子キャンパス

生物資源は利益を生む『お宝』だ


指導教員
阿部 克也 准教授、油井 信弘 助教


主な研究テーマ
●有用微生物の探索・利用による環境修復システムの構築 ●生物由来生理活性物質の探索および機能解析
●基物着生微生物によるバイオ燃料生産 ●バイオデバイス(燃料電池・太陽電池)の開発研究


キーワード
微生物 生理活性物質 機能性食品 バイオのセンサ


研究内容紹介
微生物は、私たちにとって有用な物質を与え、今問題となっているさまざまな環境汚染物質を除去してくれる大きな可能性を持っています。そこで、現在の生活環境を向上させるために微生物の利用は大変重要なこととなっています。ここでは、優れた生物機能を持つ微生物を探し求め、得られた微生物による有用物質(機能性食品など)の大量生産および環境汚染物質の除去について研究しています。また、生命材料を用いた環境に優しいバイオ太陽電池やバイオセンサなどのバイオデバイスの開発研究も行っています。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1039/

食品化学工学研究室 山田 昌治 教授、杉山 健二郎 講師 閉じる

食品化学工学研究室 八王子キャンパス

素材と製造プロセスから「おいしい食品」を考える


指導教員
山田 昌治 教授、杉山 健二郎 講師


主な研究テーマ
●食品のフレーバーの分析と特徴付け ●アミノ酸との相互作用を利用した澱粉の高機能化
●植物における窒素代謝制御機構の解明 ●微細藻類による有用物質の生産


キーワード
遺伝子 糖質 植物機能 タンパク質 食品


研究内容紹介
遺伝子、タンパク質、糖質、脂質といったミクロレベルの情報から、食品の機能解明や製造プロセスの設計手法について研究しています。研究室では、分子構造や分子間相互作用を調べる化学分析技術を学びながら、パンを焼いたり、麺を打ったりしています。良い食品とは、新鮮で高機能な素材を用いて、最適な製造プロセスで生産し、タイムリーに消費者に届けることで成り立ちます。研究室では、上記三要素のうち、素材と製造プロセスについて研究し、食品のおいしさについて真正面から取り組んでいます。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1030/

細胞工学研究室 今村 保忠 教授、辛 英哲 准教授 閉じる

細胞工学研究室 八王子キャンパス

コラーゲンが多彩な夢の入り口


指導教員
今村 保忠 教授、辛 英哲 准教授


主な研究テーマ
●基底膜コラーゲンを用いた人工血管の作製 ●ガンの検出・治癒に向けたコラーゲンの利用法の開発
●ヘビ毒成分による細胞機能制御


キーワード
コラーゲン 人工血管 細胞外マトリックス ヘビ毒


研究内容紹介
生体内で細胞の周囲にあって細胞の機能の維持に必要な環境のことを細胞外マトリックスと呼んでいます。コラーゲンは細胞外マトリックスを構成する成分の一つです。生物からコラーゲンを取り出し、細胞と一緒に再構成し、生体内の細胞環境を生体外に再現する研究を行なっています。それを人工血管の作成へとつなげていきます。ヘビ毒成分には細胞とコラーゲンの相互作用を調整するものがあります。このような研究は、組織や器官の構築原理を探り、健康の維持や疾病の治癒に役立てることができます。


理論化学研究室 徳永 健 准教授 閉じる

理論化学研究室 八王子キャンパス

コンピュータで化学する


指導教員
徳永 健 准教授


研究内容紹介
コンピュータを用いて、分子の形や性質が分子内の電子の流れに及ぼす影響を研究しています。例えば、コンピュータなどの電子機器は、物質内の電子の流れを利用して動作します。ミクロにみると、電子は、1個1個の原子・分子を伝っていきます。電子の伝わる様子をコンピュータを用いて可視化し、伝達経路や伝達時間を明らかにします。得られた結果を応用して、もっと電子を流しやすい分子や、新しい仕組みのコンピュータに使える分子を提案し、これまでになかった新しい機能をもつ材料を分子設計することが大きな目標です。 現在は、フラーレンC60や遷移金属錯体の中を電子が流れる様子を、研究室のコンピュータや研究機関のスーパーコンピュータを駆使してシミュレートしています。また、新しい材料の実用化を目指して、実験研究者とのコラボレーションも行っています。


配位工学研究室 佐藤 光史 教授 閉じる

配位工学研究室 八王子キャンパス

エネルギー生産から医療まで薄膜の可能性を追求


指導教員
佐藤 光史 教授


主な研究テーマ
●光触媒薄膜材料の研究 ●新型薄膜太陽電池の研究 ●生体適合性薄膜材料の研究


キーワード
エネルギー 化学合成 医療


研究内容紹介
厚さが5ミクロンメートル以下というまさにナノテクノロジーの技術によってつくり出される薄膜には、多くの特性がありその応用範囲も多彩です。ここでは、研究室で新しく開発した「分子プレカーサー法」によって、きれいで透明な薄膜材料をつくり出しています。環境浄化の光触媒薄膜や、新型透明薄膜太陽電池、生体に適合する表面を持つ材料など、社会に役立つ幅広い分野の研究に取り組んでいます。今後は、「分子プレカーサー法」を周期表上のすべての金属で実現して、生活の質を向上させる新しい材料を生み出すことを目標としています。


触媒化学研究室 奥村 和 教授、飯田 肇 講師 閉じる

触媒化学研究室 新宿・八王子キャンパス

明日のくらしを支える触媒を設計する


指導教員
奥村 和 教授、飯田 肇 講師


主な研究テーマ
●高機能触媒の開発 ●新しい触媒調製法の確立 ●触媒反応システムの構築


キーワード
触媒設計 水素 環境調和


研究内容紹介
触媒は、化学反応を自由自在に操る不思議な化学物質です。石油からプラスチック、合成繊維、医薬などの生活必需品をつくったり、自動車排ガスから大気汚染物質を除去したり、あらゆるところで触媒は大活躍しています。明日の豊かなくらしを支えるために、クリーンな発電システムである燃料電池のために、天然ガスや石油から水素をつくる触媒などの高機能触媒の開発や、触媒機能を最大限に引き出すためのつくり方の工夫、触媒と反応器を組み合わせた省エネルギー型触媒反応システムの構築を中心とした研究を行っています。


ホームページ
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1019/

ゲノム制御医科学研究室 水島 純子 教授 閉じる

ゲノム制御医科学研究室 新宿・八王子キャンパス

ゲノムが解き明かす生命の不思議


指導教員
水島 純子 教授


主な研究テーマ
●ゲノム情報の発現の制御機構の解析 ●ヒトの乳癌の発症機構の研究 ●ヒト遺伝子の転写制御の研究


キーワード
DNA 遺伝子 RNA ゲノム


研究内容紹介
人はみな、元をただせば1個の受精卵にいきつきます。たった1個の細胞が分裂を繰り返し60兆個の細胞に増え、人間の形を形成します。60兆個の細胞は、みな同じ30億文字からなるゲノム情報を持っていますが、心臓ができたり、骨ができたりと、細胞はさまざまな臓器や組織に分化します。これはどうしてなのでしょうか?この答えをゲノム情報の発現の制御機構を解明することでつきとめていきます。また、これらの解析結果を癌、脳卒中、糖尿病、心疾患といった病気の治療にも役立てていきます。


高分子合成化学研究室 小林 元康 教授、山口 和男 講師 閉じる

高分子合成化学研究室 八王子キャンパス

精密重合による機能性高分子材料の設計


指導教員
小林 元康 教授、山口 和男 講師


主な研究テーマ
●リビング重合法に基づく高分子の精密合成 ●糖やアミノ酸を含む新規ソフトマテリアルの合成とその表面特性解析 ●低環境負荷型接着材料の開発 ●バイオベースポリウレタン、生分解性ナイロンおよびポリエステルの開発とその応用 ●糖誘導体の生理活性および光学活性を発現する高分子の設計とその応用


キーワード
高分子合成 表面化学 バイオミメティクス 高分子添加剤


研究内容紹介
私たちは有機合成化学の知識と技術を駆使して新しいソフトマテリアルを合成することを研究室の第1の柱にしています。ソフトマテリアルとは、ゲルやゴム、液晶、プラスチック、タンパク質、セルロースなどの高分子、有機低分子が構成するミセルや自己組織化薄膜など柔らかい材料のことです。水中でもくっつく接着剤、人工関節や人工血管で使えるような生体適合性材料、指紋や汚れがつきにくいコーティング材料など、一見地味かもしれないけれど日常生活を支える大切な材料を創り出しています。それらに必要な表面分析や解析も自ら行います。また、自然界から容易に手に入る原料、糖やアミノ酸から新しい優れた機能を発現する高分子を創り出すための化学、「グリーンケミストリー」を第2の柱にしています。例えば、生物認識信号としての糖鎖の機能を人工の高分子に植え付ける試みや、既存高分子材料の高性能化を目的とした添加剤開発などの研究も行っています。


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