地上28階立て高さ130mの新宿キャンパスをドローンで外壁調査します

地上28階立て高さ130mの新宿キャンパスをドローンで外壁調査します

2017 / 09 / 04

9月8日(荒天時は延期)、新宿キャンパス(新宿駅西口より徒歩5分、29階建)の外壁を、ドローンを使って調査します。

大規模地震発災後に、建物外壁の破損状況がドローンの活用により早期に確認できれば、建物入居者は安全かつ迅速な事業復旧が可能となります。その実現性を探るため、実際にドローンを敷地内で最高約130mの高さまで飛行させ、本学校舎を調査します。調査方法は、可視・赤外線反射像の評価や打音測定などを検討しており、今後も引き続き数回にわたり、企業と協同での実験実施を計画しています。また、高層ビル街でのドローン飛行の際に重要となる、GPS等電波送受信状況の測定調査も同時に実施します。
この調査・実験には、準備段階から在学生も参加しています。9/8の調査に立ち会う建築学部4年生は、調査の一部を卒業論文としてまとめる予定です。

 

実験・計測名 ドローンによる高層ビル外壁調査
目的※1 機能継続・早期復旧を可能とする大地震対策建築モデルの開発
日時 2017年9月8日(金)13:00-15:00
場所 工学院大学新宿キャンパス(新宿ファーストウエスト側敷地内)
ドローン台数 1台
飛行の高さ 最高130m(予定)
担当教員 田村 雅紀 教授(建築学部建築学科):実験・調査評価主担当
村上 正浩 教授(建築学部まちづくり学科)
協同実施 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
SOMPOリスケアマネジメント株式会社
※1: この調査は、私立大学研究ブランディング事業「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」、テーマ2「機能継続・早期復旧を可能とする大地震対策建築モデルの開発」の一環です。
現場の状況等により、変更になる場合があります。
なお、9月8日の実験は、共に新宿区および新宿に拠点を構える事業者である学校法人工学院大学・株式会社理経・損害保険ジャパン日本興亜株式会社・SOMPOリスケアマネジメント株式会社からなる“チーム・新宿”が参画しています。“チーム・新宿”との実験は、2017年2月11日(土)に行った「ドローンを用いた情報収集及び滞留者誘導実証実験」以来、2回目となります。