西新宿の地震防災訓練を本学で実施

2021 / 03 / 12

2月24日、西新宿の事業所と共に地震防災訓練を行いました。例年は、近隣の事業所から防災担当者が本学に集まって行いますが、今年は被害状況を各社から専用アプリに入力する、または、電話で報告する形式で行われました。

同時刻に新宿中央公園では、ドローンによる実証実験が行われ、本学で収集した情報をもとに、ドローンに取り付けられたスピーカーで帰宅困難者に情報を提供する訓練も行われました。

本学は、非常時には現地対策本部が置かれます。2011年の東日本大震災では、多くの帰宅困難者を安全に受け入れました。発災の時間と曜日にもよりますが、昼間人口が多い新宿では、まちの機能回復にオフィスビルで働く方や学生の協力が欠かせません。訓練後、村上正浩教授(建築学部まちづくり学科)は、NHK首都圏の取材を受け、エリア全体で防災・減災活動に取り組む重要性を訴えました。

なお、3月24日には、「NHK首都圏ナビ」にも紹介されました。

工学院大学は、今後も新宿地域の防災・減災に貢献します。