「防災WEEK2018」、体験型イベントと講演会を開催しました

2018 / 11 / 14
11月13日から「防災WEEK2018」が始まり、初日は、体験型イベントと講演会が開催されました。このイベントは、新宿駅周辺防災対策協議会(事務局:新宿区)による主催で、本学はメンバーとして積極的に参画しています。文部科学省「私立大学ブランディング事業」に採択されている本学の取り組み「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」の一環で、研究結果などを広く社会に知らせる場の一つです。

10時から新宿キャンパス1階アトリウムで行われた体験型イベントは、本学を含め9団体が出展しました。1階北側玄関では献血車を停めて、献血を実施。1階南側玄関前では、本学が開発した「自立移動式ゼロエネルギーユニット(D-ZEV)」を公開し、被災時の活用方法をアピールしました。
14時からは、講演会「事業所の地震対策」が新宿キャンパス6階で開催されました。まず久保剛太氏(気象庁地震火山部管理課地震津波防災対策室)による講演「防災に活かす地震情報~知っていますか?長周期地震動階級」、続いて、水村一明氏(東京消防庁防災部震災対策課)による講演「近年発生した地震被害と室内安全対策」が行われました。具体的なデータを元にした説明で、参加した新宿に事業所を構える方々の多くが、真剣な面持ちでメモを取っていました。
久保剛太氏(気象庁地震火山部管理課地震津波防災対策室)による講演「防災に活かす地震情報~知っていますか?長周期地震動階級」
水村一明氏(東京消防庁防災部震災対策課)による講演「近年発生した地震被害と室内安全対策」
本学が新宿駅周辺防災対策協議会と共にエリアの防災支援活動に携わり、今年で11年目を迎えます。「防災WEEK2018」は15日に訓練、16日は炊き出し、20-21日は防災カフェと、防災に関するイベント、セミナー、訓練、実験が続きます。入場・体験無料、予約不要、入退場自由です。 みなさん、どうぞご参加ください。