新宿キャンパスでドローン実証実験と新宿西口現地本部訓練を行いました

2018 / 11 / 16
11月15日、新宿キャンパスでドローン実証実験と新宿西口現地本部訓練を開催しました。この実験と訓練は、近隣の企業が参加し、実践さながらの条件で行われました。

ドローンの飛行は、今回初めて、3拠点で同時に行われました。これにより、新宿西口、南口、東口の情報が新宿区役所、西口現地本部(工学院大学)で共有できました。初挑戦の4カ国語による誘導アナウンスは、初回はクリアに聞こえましたが、音が途切れた回も有り、今後の課題となりました。
会場の一つである新宿中央公園では、本学開発のD-ZEV(自立移動式ゼロエネルギーユニット)が情報発信源として活用されました。
本学は、災害発生時には西口現地本部の役割を担います。それを想定し、本学2階で行われた西口現地本部訓練は、以前は、全てを事前に用意していましたが、今年は、ホワイトボードを持ち込んだり、電話線を延ばすなど、現地本部の立ち上げから体験しました。非常電話等からの情報収拾やドローンからの動画を見ながら地域の状況を把握するなど、様々な情報をまとめ、災害時の本部として扱う事項を確認しました。
集まった情報は、アプリ「エリア災害対応支援システム」で共有できる仕組みになっており、その入力などで学生さんも活躍。非常時にどのような行動が必要か、訓練補助経験から学びました。
16日は‘新宿ならでは’炊き出し、20-21日は防災カフェと、防災に関するイベントが続きます。
入場・体験無料、予約不要、入退場自由です。みなさん、どうぞご参加ください。

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