「“新宿ならでは”炊き出し」を行いました

2018 / 11 / 16
11月17日、新宿キャンパス近くの新宿調理師専門学校にて、「“新宿ならでは”炊き出し」が行われました。

会社や学校がお昼休みの時間に、野菜たっぷり鰯のお味噌汁と缶に入ったしろがゆを、道行く人に無料提供しました。どちらもあつあつの状態で提供され、参加した方々は、顔をほころばせ、おいしそうに食べていました。
しろがゆと野菜がたっぷり入った鰯のお味噌汁
このイベントは、昨年度に引き続き2回目の実施で、本学が加入する新宿駅周辺防災対策協議会主催「防災WEEK2018」の一環です。本学の村上正浩教授と藤賀雅人助教(ともに、建築学部まちづくり学科)の研究室が中心となり、本学学生もポスター掲示と呼び込みに協力しました。
本学学生と新宿調理師専門学校学生が呼び込みをしている様子
多くの事業所などで、期限が迫った備蓄品の多くが廃棄されていますが、このイベントはそれらを有効利用し、新宿近辺に勤務している方や学生さんに「新宿ならでは防災」※を知っていただくきっかけにしています。今回提供したしろがゆとお味噌汁に使用した水は、東京都と新宿区より提供していただいた賞味期限切れ寸前の備蓄品です。
同専門学校は、福島などで炊き出しの経験があるため、準備から呼び込み、配布、片付けまで、慣れた手つきで段取りよく進みました。本学学生も、おいしい炊き出しを道行く人に味わってもらおうと、一生懸命呼び込みを行いました。また、参加して下さった人々に、「防災WEEK2018」や今回のイベントの趣旨を説明しました。本学は、これからも新宿駅周辺の防災・減災について、様々な観点から取り組み続けます。
20-21日は防災カフェを開催。
入場・体験無料、予約不要、入退場自由です。みなさん、どうぞご参加ください。

※「新宿ならでは防災」とは

新宿区が災害時の混乱防止目的に、「混雑は、混乱になりやすいから。」「揺れた時、なるべくその場に留まろう。」「その場がだめなら、駅よりも公園に行こう。」をキャッチコピーとして、社会への浸透(認知度向上)を図っている。 

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