掲載日:2011/09/30
2011年9月17日(土)に第5回記念講演会・東日本大震災復興支援シリーズ第2弾「いま、私たちにできること〜ニーズとシーズをつなぐ〜」をコーディネーター野澤康先生(建築学部まちづくり学科教授)のもとに開催し、石巻市、釜石市、気仙沼市より被災地の方々をゲストに迎え、対談や被災地での復興に向けた取り組みの展示を通じて、交流をしました。被災地の方々の復興に対する真摯な言葉には会場から拍手が沸き起こり、交流会では、現実的に「私たちに何ができるのか」ということについて、活発な議論が行われました。
1.開催概要
日時: 2011年9月17日(土)14:00-17:00
場所: 工学院大学 新宿キャンパス高層棟A0542室
(展示会場:A0514室)
主催: 工学院大学
後援: 釜石市、気仙沼フカヒレブランドを守る会、
工学院大学後援会、社会貢献学会、新宿区、
日本赤十字社東京都支部、八王子市、
被災地の子どもを支援する神奈川市民の会
参加者:約150名
2.内容
(1)対談:「被災地の復興はいま」
a.釜石市より…復興計画づくりの支援
川崎 俊之氏
(釜石市災害対策本部災害復興推進室主査)
岩崎 昭子氏(宝来館 女将)
遠藤 新 (建築学部まちづくり学科 准教授)
b.石巻市より…仮設住宅に替わる恒久復興住宅の建設
熊谷 秋雄氏(有限会社熊谷産業 代表取締役)
熊谷 喜彦氏(株式会社芽ぐみ)
後藤 治 (建築学部建築デザイン学科 教授)
c.気仙沼市より…現地のニーズに応えるボランティア
活動や産業復興プロジェクト
守屋 守武氏
(気仙沼市議会議員・階上地区災害対策本部長)
石渡 久師氏(株式会社石渡商店 専務取締役)
村上 正浩 (建築学部まちづくり学科 准教授)
(2)交流会「私たちにできること」
野澤先生をコーディネーターとし、遠藤先生、
後藤先生、村上先生が壇上にあがり、会場と意見を
交わしながら、ディスカッションを行いました。
(3)展示
釜石市、石巻市、気仙沼市、野田村の各活動パネルを掲示
3.広報活動
ポスター、チラシ配布-新宿区地域センター、日赤東京都支部、八王子市役所・出張所、メディアリリース、
新宿駅西口防災対策協議会、新宿区産業会館、八王子商工会議所、八王子大学コンソーシアム、NHK防災パークほか