掲載日:2012/08/30

総合教育棟竣工式 挙行のお知らせ

(創立125周年記念事業募金銘板除幕式 同時開催)

 

 いよいよ125周年記念事業の最大イベントの総合教育棟が完成致しました。

 総合教育棟は、老朽化した1号館、2号館に代わり、教育研究機能、学生サービス機能、大学事務機能を移転集約し、

スチューデントセンターとともに今後の八王子キャンパスのセンターゾーンとなります。今般大学が引き渡しを受け、

9月7日から利用開始されるのに先だち、竣工式を執り行うものです。

 

日   時:2012年9月6日(木)11:00〜 

プログラム:11:00〜11:30 総合教育棟竣工式 神事

          子安神社神官をお招きいたします。

  (11:35〜11:45 創立125周年記念事業募金 寄付者銘板除幕式 )

   12:00〜12:50 竣工披露パーティ

   13:00〜     見学会

 

※会場が限られますので、ご参加はご招待者様に限らせていただきます。

 

 日差しが差し込むパサージュ

パサージュ

東門前の広場(キャンバス・コモン)

スチューデントセンターへ続く渡り廊下

東門のネームプレート

「KOGAKUIN 125TH MEMORIAL

EDUCATION CENTER」

日の光でキラキラ輝く折板のスクリーン

   
   
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掲載日:2012/06/13

 建築学部建築学科教授(建築生産分野担当)の遠藤和義です。

 現場はいよいよ外部足場の解体が始まり、外観が姿を現しました。竣工を楽しみに待ちたいと思います。

 6月7日(木)の午後、総合定例会議が開かれました。総合定例会議とは、毎月第一木曜日に、発注者、設計・監理者、施工者が一同に会し、現場の状況の巡回確認、工事の進行に必要な様々な情報交換を行う会議体です。今回は発注者である田 貢理事長も出席され、総合教育棟への期待を述べられました。

 工事費を売上高と考えれば、現場は独立した一つの大きな会社と同じです。会議や打合を運営し、組織としてものごとを決め、動かしていくという能力は、設計者であれ施工者であれ必須です。その責任と権限の大きさは建築に関わるプロフェッショナルの魅力だと私は思います。夏休みにインターンシップに参加する皆さんは、ぜひこうした会議や打合も経験してみて下さい。

総合定例会議のようす(中央が高田理事長)

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掲載日:2012/05/26

 建築学部建築学科教授(建築生産分野担当)の遠藤和義です。

 昨年度に続き、八王子キャンパス総合教育棟新築工事を施工している大成建設の種元所長をお招きして、第二回現場塾「工事現場の見かた プロジェクトマネジャーは何を考えているか その2」を5月24日に開催しました。

 プロジェクトマネジャーとして、総合教育棟の施工計画のプロセスや具体的な問題解決の内容について、お話しいただきました。

 種元所長をはじめとする大成建設の皆様ありがとうございました。

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掲載日:2012/05/17

 建築学部 建築学科准教授(構造担当)の山下哲郎です。

 5月1日4限、5限の建築入門の授業では、建築学部1年生に向けて、総合教育棟設計者の(有)千葉学建築計画事務所主宰、東京大学大学院准教授の千葉 学先生が総合教育棟をメインに建築の設計について語って下さいました。

 

 教室、研究室、事務室などさまざまな側面のある総合教育棟ですが、それらを平面的だけでなく高さ方向にも差異をもうけて空間の性格を明らかにする一方で、学生や教職員が一堂に会する広場と、パッサージュと呼ぶお互いに様々な活動の感じあえる都市的路地空間を導入して大学らしい人の集まり方を実現しよう、との考え方で設計されたそうです。また免震構造として防災拠点としても機能するよう設計されています。

 

 コンペ当選案である総合教育棟ですが、検討期間の1か月半で事務所の皆さんと数十種類の模型を作って検討されたそうで、すべての模型を並べた映像に学生は圧倒されていました。あらゆる可能性を検討する中で、「これでいける」と確信が持てる案ができる瞬間があるそうです。

 

 講義では総合教育棟のほか、盲導犬の育成施設である日本盲導犬総合センター(2009年度日本建築学会作品賞受賞)など、千葉先生の魅力的な作品とそれらを生み出した考え方がわかりやすく説明されました。まだ本格的な設計の授業が開始される前ですが、建築の設計が表面的に「おしゃれでかっこいい建物」を作ることとは次元の違う仕事であることが1年生にも理解できたのではないでしょうか。

 多忙な中ご講演いただきました千葉学先生、ありがとうございました。

講演の様子

たくさんの模型!

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掲載日:2012/05/16

 建築学部 建築学科准教授(構造担当)の山下哲郎です。

 5月15日の「建築入門」の授業で、現場見学会を行いました。大成建設の皆様の全面的なご協力のもと、総勢332名の学生が参加し、各回3チームにわかれて、現場見学、説明講義、型枠製作体験を行いました。

 現場見学では、7月末の竣工に向けてラストスパートに入っている臨場感ある現場で実際のPC梁や床板、天井下地など、各構造の説明を受けながら25分間たっぷりと見学させていただきました。さらに講義では、現場で指揮をとる本学OB原副所長に、着工から現在までの工程を、スライドなどで説明いただき理解を深め、さらに阿部教授、田村准教授の指導でコンクリートの型枠製作を通して「つくる」作業も行い、多角的、有意義な授業となりました。

 多忙な時期にご協力いただきました大成建設の皆様、ありがとうございました。学生の皆さんも現場の臨場感に触れ、積極的に質問や写真撮影を行っていました。

現場見学の様子、内部は安全のため一時工事を休止。
構造ポイントには説明用に掲示をしていただきました。
C棟D棟に使用されているPC梁は最大18m!
パッサージュ予定場所、大分構造が見えてきました。
学生生活を快適とする施設が多く整備されています。
原副所長による講義、総合教育棟への期待が高まります。
型枠製作体験の様子、正確さ、丁寧さ、スピードを考慮して評価されます。

 

 

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