掲載日:2013/02/02

 2月2日(土)11時トランスポーター贈呈式、多くの列席者が期待するなか、その車両がお披露目されました。

 今回のトランスポーターは、大学後援会様よりご寄付いただいた125周年記念事業募金で実現したもので、式には、大学後援会より竹内会長や各支部の方々にご参加いただき、盛大に行われました。

 トランスポーターはソーラーカー、フォーミュラカー、ロボットなど学生プロジェクトが活動する際の運送や、理科教室の際の機材の運搬、また学園祭や各種イベントなどの、多目的な利用が期待されています。車体は本学専用にカスタマイズされ、大型運搬リフトの搭載やエアサスペンションは貨物の運搬や積み下ろし作業を短時間で効率的に行い、貨物を振動でいためることを防ぎます。また、運搬だけでなく、移動先で事務所や作業所として、また左右の可動ウィングをあげて水平床を拡大すれば、展示会場や特設ステージとして、マルチな用途で使用できます。
 新宿キャンパス南口で行われた贈呈式では、大学後援会竹内会長より、ご寄贈に関しての経緯を、それを受けて田理事長が謝辞を述べ、水野学長が学生の創造活動に大きな支援となることを期待すると述べられました。

トランスポーターは新宿キャンパスで展示された後、八王子キャンパスに移動し保管されます。

 

テープカット

濱根准教授よりデモストレーション

 

内部は2段式

感謝の意を込めて…大学後援会ロゴマーク

 

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掲載日:2013/01/17

 1月17日(木)晴天。八王子キャンパスにて、本年夏に竣工予定の弓道場の新設、ボクシング場部室のリニューアル工事の起工式が、田理事長ほか、設計を担当いただく福島加津也氏、本学建築学部准教授の冨永祥子先生が参列し、執り行われました。2つの建物の建設は125周年記念事業の一環として実現するもので、弓道場については特に、歴代の先輩方の代々の夢が実現した形となりました。玉串奉奠(たまぐしほうてん)の神事には、各部の代表も参加し、神前に玉串を奉って拝礼し、工事の無事を祈願しました。

 約30分の神事は無事終了し、竣工に向けて、いよいよスタートをきりました。

 

弓道場・ボクシング部部室の建設についてはこちら

 

祝詞奏上の様子、工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。

 

設計を担当された福島先生と冨永先生

田理事長の挨拶では、ご寄付いただいた皆様への感謝などを述べられました。  

弓道部代表の玉串奉奠、「念願の夢です!」

ボクシング部代表の玉串奉奠、「皆様に感謝」

 

当日は、数日前の雪が残るも晴天に恵まれる中、和やかな雰囲気で約30分間の神事が執り行われました。

 

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掲載日:2012/10/29

弓道場/ボクシング部部室の建設について

2013年夏の竣工に向けて

本学では、学園創立125周年の記念事業として、
皆様のご寄附をもとに、様々な事業を行っております。
このたび、そのひとつである学生・生徒のクラブ活動支援として、
八王子校地において弓道場の新設、
ボクシング部の部室の建て替えを行うことになり、
現在来年夏の竣工に向けて設計を進めています。

その建設は、部員やOB・OGから以前から要望されていたものです。
両建物は、学園内でははじめて本格的な木造でつくる予定で、他の学校の類似施設にはない独自の工夫も
加える予定です。

学生・生徒のクラブ活動の活性化はもちろん、本学の建築学部の教材としても役立て、
新たな学園の顔となる施設としたいと考えています。

とはいえ、現時点では必要最小限の設備で計画を進めています。
より充実した施設とするため、皆様のいっそうのご支援をいただけるようお願いいたします。

常務理事
建築学部建築デザイン学科教授
後藤 治

左 冨永祥子先生、右 福島加津也氏(2013.1.17起工式にて)
左 冨永祥子先生、右 福島加津也氏
(2013.1.17起工式にて)

部活動は学生の日常的な交流の場であり、
一方で心身を鍛錬する場でもあります。
この「親しみやすさ」と「緊張感」という2つのイメージを
内包する建築をめざし、現在設計を進めています。

今回の弓道場・ボクシング場では、ちょうど同じ広さの
無柱空間を、それぞれ違った木造の架構方法で提案しています。

どちらもシンプルな外観ですが、一歩内部に足を踏み入れると、
そこには現代の技術に裏打ちされた精緻で圧倒的な木造空間が
広がります。

日本の伝統的な材料を使いつつ新しい可能性を示す建築として、
また持続可能なものづくりの教育教材として、
小規模ながら特色のある施設になると考えています。
ご期待下さい。

建築学部建築デザイン学科准教授
設計担当 冨永祥子
福島加津也+冨永祥子建築設計事務所

★2013年1月17日起工式の様子はこちら

ボクシング場の架構模型

  • ボクシング場の架構模型

弓道場の架構模型

  • 弓道場の架構模型

ボクシング場・弓道場の全体模型

  • ボクシング場・弓道場の全体模型

屋根架構構造実験

  • 屋根架構構造実験
  • 屋根架構構造実験

八王子校地敷地図

敷地図はこちら

現在は・・・

  • 現在のボクシング場(正面中央の建物)

    現在のボクシング場(正面中央の建物)

  • 現在の弓道部の練習場

    現在の弓道部の練習場

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掲載日:2012/10/15

 8日体育の日、恒例の体育祭を八王子キャンパスで開催し、総勢400名もの学生が参加、大いに盛り上がりをみせた。今年度は創立125周年記念行事として規模を拡大し、体育会をはじめとして、各学生団体と連携して準備、進行にあたりました。競技は、初の全員参加の大綱引きのほか、ドッジボール、バスケットボール、サッカー、キックベースを行い、学生達は、体育館、リニューアルした芝生のグラウンド等で1日駆け回り、大いに競技を楽しみました。

 

 素晴らしい晴天の中、まず水野学長からご挨拶いただき、体育会会長の酒井大輝さんが開会宣言され、幕が上がりました。競技はA〜Rまで18チームに分かれて各競技9試合を行い、最初の大綱引きでは、Rチームが優勝し、スタートから大変盛り上がりました。

開会式

水野学長と体育会酒井会長

大綱引き 水野学長が合図

 

大綱引き

 12時からは各会場に分かれて、ドッジボール、バスケットボール、サッカー、キックベースの試合を開始、作戦を立てて挑むチーム、声を出して気合をいれるチーム等、それぞれ全力で取り組むなか、今年度は女子学生の姿も多く見られ、男子に混じって奮闘。

 

バスケット

サッカー

 

サッカー

 

 また、今回の目玉の一つは、学生達が自ら行う、お昼の屋台。焼きそば、たこ焼き、フランクフルトなどが無料で

振る舞われ、環境ISO学生委員会のスタッフは、ゴミの仕分けを担当し、各団体が連携し協力している姿が見られるなど、

学生同士の連携がみられました。

屋台前(左上が体育祭看板)

 

屋台を担当する学生団体のメンバー

環境ISO学生委員会のスタッフ

体育祭ポスター

 

 最後の閉会式では、各競技優勝チームが発表、賞金を授与され、チームからは歓声が上がりました。

 参加した学生からは「またやりたい!」という声が数多く寄せられており、運営に関わったメンバーからも

「次年度はより積極的に運営に関わりたい。企画から関わりたい。」等々の嬉しい感想が多々集まり、来年が大いに

期待されます。

 

閉会式

 

 

 

 

 

 

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掲載日:2012/09/19

工学院大学学園創立百二十五年史  〜工手学校から受け継ぐ実学教育の伝統〜

日本初の本格的な技術者養成学校「工手学校」に起源をもち、実学の伝統を刻んで
 有為の人材を送り出してきた道程を活写!
技術を駆動するのは人間の意志であり、執念であり、心である。ーその担い手たちの物語

正誤表(2012年12月4日)<PDF A5サイズ2枚>

 

 

本学園では、四半世紀毎に学園年史を編纂していますが、125周年の今回は『読み物編』と『資料編』の二部構成とすることとし、9月30日に『読み物編』を出版いたします。
本学園の原点である工手学校は、工業技術者の育成を目的に創設され、日本の技術者教育の一端を担ってまいりました。

本書は技術者教育の歴史書としての意義も含み、明治20年の工手学校の設立決議、築地での草創期、関東大震災によって角筈の地に移り工学院と名称を変更した第二期、戦時下の様子、戦後の新制大学開設の経緯、八王子校地への展開、新宿校地の再開発、将来へむけた平成時代の胎動を、7部21章に分けて記述し、様々なエピソードと時代背景描写を交えて、広く一般の方々にも楽しんで頂けるものを目指しました。
学園を構成してきた、専門学校、附属中学校、附属高等学校、大学、大学院、校友会、後援会の歴史も網羅しています。
お近くの書店にてお買い求めいただけます。

125年史読み物辺

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