私立大学研究ブランディング事業 成果報告会を開催しました

2018 / 03 / 19
 3月19日(月)、工学院大学八王子キャンパスにおいて、私立大学研究ブランディング事業成果報告会を開催しました。
 
 報告会は2部構成で行われ、第1部の設備見学会では司会の横山教授(建築学部まちづくり学科)の紹介により佐藤学長からのあいさつがあり、続いて久田教授(建築学部まちづくり学科)から本日のスケジュールについて説明が行われました。
 その後、会場を移動し、各テーマの設備見学が行われました。テーマ2では長周期振動を再現した実験が可能な「大変位・大加速度振動台」、テーマ3では防災拠点へ移動しエネルギー・救護においての支援を行う「自立移動式ゼロエネルギーユニット」を紹介しました。
大変位・大加速度振動台
自立移動式ゼロエネルギーユニット
 第2部の研究成果報告会においては、久田教授より本事業の概要について説明があり、続いて、テーマ1リーダー・村上教授(建築学部まちづくり学科)、サブリーダー・福田准教授(情報学部情報デザイン学科)より平成29年度に行った実験やその成果について報告がされました。
テーマ2からはリーダー・山下教授(建築学部建築学科)、サブリーダー・田村教授(建築学部建築学科)より、ハード面からの大地震対策について、テーマ3からはリーダー・中島教授(建築学部まちづくり学科)、サブリーダー・水野教授(情報学部情報通信工学科)より平成29年度の成果物やその役割・展開について報告がありました。

続いて、佐野広報課長より、社会実装事業の広報・普及事業についての報告が行われました。
一連の報告を受け、本事業の外部評価をご担当されている堀宗朗教授(東京大学地震研究所・巨大地震津波災害予測研究センター長)より、今後各テーマの連携によって本事業の更なる拡大・発展が期待されるといったコメントをいただきました。

最後に、来場者の方から本日の報告会の感想や今後の展開についての期待の言葉をいただき、閉会となりました。

工学院大学の取り組む「エリア防災+新宿」概要紹介ムービー