本学がメンバーの「チーム・新宿」が「BCAOアワード2017」企業防災賞を受賞

2018 / 04 / 23
本学は、2016年度から「チーム・新宿」のメンバーとして、ドローン(Drone)を使った実験などを実施しています。
この取り組み「新宿駅周辺地域における巨大地震に対応するための、地域連携によるDroneを活用した取り組み」が、「BCAOアワード2017」企業防災賞を受賞しました。
表彰式は、5月31日(木)、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにて行われます。

受賞対象になった「チーム・新宿」の取り組みの様子(実証実験風景。2017年12月12日実施)
受賞名称:「BCAOアワード2017」【防災部門】企業防災賞
受賞理由:
新宿駅周辺防災対策協議会の官民が連携した長年にわたる防災・減災対策の取組の中、2016年に「新宿ルール実践のための行動指針」も策定されたが、状況把握手段、情報伝達手段が十分でない課題があった。これを解決すべく、本チームは、先端技術であるドローン及び自家通信網等を活用し、世界有数の超高層ビル街ならではの災害対応情報収集・情報発信システムの構築を目指す実証実験を繰り返している先進性は大いに注目される。ドローン運用の安全対策にも十分に配慮されたこの実験や検証が、近い将来、企業・組織が周密に立地するこの地域の都市防災力の高度化に効果を発揮するものと期待される。(主催団体発信リリースより引用)

「チーム・新宿」主なメンバー

工学院大学、新宿区、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、SOMPOリスケアマネジメント株式会社、株式会社理経

特定非営利活動法人 事業継続推進機構(BCAO)について

特定非営利活動法人 事業継続推進機構(BCAO)とは、国内外の個人及び企業、政府その他の団体に対して、災害、事故、事件等のリスクの発生時における事業継続(BC)の取組みの推進に資する事業を行い、経済・社会的被害の軽減及び地域社会における災害・危機管理対策の充実を図り、国及び各地域の安全・安心・発展に寄与することを目的とした団体です。
日本の事業継続(BC)の普及および実践に貢献した個人・団体を「BCAOアワード」として毎年表彰しています。本アワードは2006年度に創設され、今回が12回目の表彰となります。