2月11日(土)10時から、工学院大学ら新宿駅周辺防災対策協議会のメンバーで構成される「チーム・新宿」の取り組みによる、ドローンを活用した超高層ビル街での災害対応実証実験が行われました。
今回の実証実験には、建築学部まちづくり学科・村上正浩教授が参画し、日本有数の人口密集地かつ超高層ビル街である新宿西口エリアにおいて、災害時の情報収集及び滞留者誘導を目的にドローン活用の実効性と課題を確認することが目的です。
ドローンを飛行させる新宿中央公園と、撮影した画像受信場所である工学院大学と新宿区役所の3拠点を無線LANで結び、拠点間での情報伝達を行いました。
工学院大学は、文部科学省より採択を受けた私立大学研究ブランディング事業「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」を進めており、本実証実験もこの事業の柱となる取り組みとなっています。
メディアからの取材もとても多く、また新宿区の吉住健一区長も視察に訪れるなど、工学院大学のエリア防災への取り組みへの期待の大きさがうかがえる実証実験となりました。
※「チーム・新宿」とは
工学院大学・損害保険ジャパン日本興亜株式会社、SOMPOリスケアマネジメント株式会社、株式会社理経及び新宿区の新宿駅周辺防災対策協議会のメンバーからなる。
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損害保険ジャパン日本興亜株式会社のドローン
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損害保険ジャパン日本興亜株式会社・高橋良仁氏
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新宿中央公園から新宿キャンパス屋上でドローンで撮影した画像を受信
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受信した画像を新宿キャンパス屋上を中継して新宿区役所へ送信
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新宿キャンパス29階から受信映像をモニタリング
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メディアからの取材に答える村上正浩教授