ハイブリッド留学®

INDEX

  1. ハイブリッド留学®とは?
  2. 留学先一例と実施時期
  3. 留学中の学習プログラム例
  4. 留学中の生活
  5. 参加申込条件
  6. 参加費用
  7. 参加者メッセージ
  8. ハイブリッド留学 参加学生数(過去7年間)
  9. パンフレット(2023年度)
  10. ディプロマット留学について
  11. 工学院大学のグローバル戦略

ハイブリッド留学®とは?

日本初!本学独自の留学プログラム

ハイブリッド留学®は、学生が海外へ挑戦するきっかけとして、工学院大学が開発した、日本初、そして独自の留学プログラムです。留学のハードルを下げ、まずは“海を渡る”ことで海外での経験値を高め、異文化にふれ、理解し合う経験を通して、グローバルな視点を養います。

※『ハイブリッド留学』『HYBRID留学』は工学院大学の登録商標です。
※国際情勢や現地協定校等の事情により、実施できない場合があります。

ハイブリッド留学®の特徴

  1. 学期中の一定期間の大学授業を、丸ごと海外で実施
    本学専門科目は、渡航する本学教員が日本語で実施、滞在中は英語で生活する、というハイブリッドな環境による本学独自の留学制度です。
  2. 英語力不問・現地授業料不要
    本学教員を直接現地へ派遣し、対面授業もしくは遠隔授業で開講するため、英語力は不問。現地での授業料も不要です。協定校と連携した英語教育と日々の生活で英語力をアップさせることができます。

ハイブリッド留学®と従来の留学の違い

ハイブリッド留学®から得られる効果

留学参加のハードルを下げ、まず海を渡ることを最優先とし、海外の「現場」で、「数多く」の、「様々」な経験を積んでいく事でどのような状況であろうと自ら判断し、解決策を見出し解決していくという力を養います。

「大学教育再生加速プログラム(AP)」への採択

平成27年度に文部科学省の「大学教育再生加速プログラム(AP)」に採択されました。5年間の取組の結果、令和2年度には、大学教育再生加速プログラム(AP)委員会より「A:計画どおりの取組が行われ、成果が得られていることから、本事業の目的を達成できたと評価できる。」と最終評価されました。

留学先一例と実施時期

留学先と実施時期は、参加年度の募集説明会で確認してください。
国際情勢や現地協定校等の事情により、留学先や実施時期が変更もしくは実施できない場合があります。

●留学先

アメリカ・シアトル

対象学部:先進工学部・工学部・情報学部(2014年度~2022年度)
シアトル市はアメリカ・ワシントン州最大の都市です。暖流の影響を受け、穏やかな気候で、ボーイング、マイクロソフト、アマゾン、スターバックスコーヒー等の大企業の本社や、Google、Appleなどのエンジニアリング・センターがおかれ、世界の科学をリードする都市として有名です。一方で、海・湖・山など豊かな大自然にも恵まれ、人気が高く、常に「全米の住みやすい都市ランキング」の上位にあげられています。
協定校一例:North Seattle College、Green River College

イギリス・カンタベリー

対象学部:建築学部(2013年度~2022年度)
カンタベリー市はロンドンから新型ハイスピード列車で1時間の場所にあるケント州の街です。世界遺産であるカンタベリー大聖堂を始めとした世界遺産群の街として大変美しい街並み、建築物が狭い範囲に密集しているという、まさにアーキテクト、デザイナーのための街、そのものの景観です。また、「イギリスで一番安全な学生の集まる町」として選ばれた事もあります。
協定校:Concorde International

●協定校一例

1.North Seattle College(州立) アメリカ
所在地 19600 College Way North Seattle, WA, USA
設立 1970年
学生数 14,000名
URL https://www.northseattle.edu/
2.Green River College(州立) アメリカ
所在地 12401 SE 320th St, Auburn, WA, USA
設立 1965年
学生数 11,000名
URL http://www.greenriver.edu
3.Concorde International(私立) イギリス
所在地 Arnett House, Hawks Lane, Canterbury, Kent, CT1 2NU, UK
設立 1972年
学生数 120~250名
URL http://www.concorde-int.com

●留学時期等(参考)

※変更する場合があります。
詳細は参加年度の募集説明会で確認してください。
学部 時期 期間 募集人数
先進工学部 2年次 第2クォーター
6月~8月
アメリカ
約8週間
30名
※先進工学部・情報学部を合わせた募集人数です
情報学部 2年次 第2クォーター
6月~8月
工学部 1年次 前期
6月~8月
アメリカ
約8週間
15名
建築学部 3年次 後期
9月~12月
イギリス
約13週間
30名
各学部ハイブリッド留学®の参加条件とスケジュール

留学中の学習プログラム例

  • 本学の授業は、本学教員により日本語で実施。
  • 現地における英語授業は本学と現地提携校が連携し、留学期間を最大に有効活用した内容で実施。 
※対象学部・学科によりそれぞれ異なりますので詳細はパンフレット、各種説明会にてご確認下さい。

先進工学部、工学部、情報学部(アメリカの場合)

第1週 本学授業科目1 第6週 協定校による英語授業 3
第2週 本学授業科目2 第7週 本学授業科目4
第3週 協定校による英語授業 1 第8週 本学授業科目5
第4週 協定校による英語授業 2
第5週 本学授業科目3

建築学部(イギリスの場合)

第1週 現地ガイダンス等 第8週 協定校による英語授業 4
第2週 本学授業科目1 第9週 ブレイク・ウィーク(国内旅行)
第3週 協定校による英語授業 1 第10週 本学授業科目④
第4週 協定校による英語授業 2 第11週 本学授業科目5
第5週 本学授業科目2 第12週 本学授業科6
第6週 本学授業科目3 第13週 本学授業科目7
第7週 協定校による英語授業 3

留学中の生活

ホームステイもしくは協定校の宿舎/寮となります。ホームステイの場合は現地在住者と共に過ごし、宿舎・寮の場合は現地の学生と同様の生活を体験します。現地での実生活を通じて、生の英語に触れ、異文化や現地の風習を吸収してください。 また参加者の日々の安全確認等を考慮し、滞在期間全てを通してホームステイもしくは協定校の宿舎/寮による滞在に限定しています。

参加申込条件

  1. 参加にあたっては、英語に関する参加要件はありませんが、各学部で一定の条件を設け、それをもとに選考を行い、参加不適切と判断された場合は参加不可となります。また、場合によっては面談を実施し、参加の可否を決定します。

    ①各学部・学科別要件
    パンフレットまたは「各学部ハイブリッド留学の参加条件とスケジュール」を確認してください。
    ②心身共に健康で成績優良の者
    ・プログラム期間を通し、学習や現地の生活に耐えうる心身の健康状態にあり、またプログラム終了までその健康状態を自己管理のもとで維持することができること。
    ・持病・既往症及び通院履歴等がある場合、健康上プログラムの参加に支障がないと医師の診断を受けていること。ただし、医師の診断があっても、工学院大学もしくは派遣先機関や受入先の判断によっては、参加が認められない場合があります。
    ・この他、募集説明会で提示される事項について必要な申告・対応を行うこと。
    申告内容に虚偽が見つかりプログラム申込後に参加不可と判断された際に発生する諸取り消し費用は、本人負担となります。
  2. 募集説明会に出席し、提示された申込・参加要件を理解し、厳守を誓約できる者
    ※本プログラムに参加するためには「募集説明会」への出席が必須となります。
各学部ハイブリッド留学®の参加条件とスケジュール
各学部パンフレット

参加費用

■アメリカ概算費用(過去実績)
①留学費用 $3,000(ホームステイ費用) ※1 ※2 ※4 ※5
②渡航費用 275,328円(シアトル往復運賃、燃油サーチャージ、空港税、海外旅行保険代含む)※3 ※4 ※5
※1 ホームステイ費用には朝食、夕食が含まれます。昼食代、現地交通費(通学バス代等)は含みません
※2 フィールドトリップを実施する場合、別途31,000円程度(実施内容により異なります)がかかります。
※3 ESTA(電子渡航認証)取得費用は含みません。
※4 実施年度の留学先の物価変動や各種料金改定、為替レートや燃油価格の変動等により費用総額は変わります。
※5 費用に関しての詳細は募集説明会時に確認してください。


■イギリス概算費用(過去実績)
①留学費用 £2,270 (ホームステイ費用、協定校への通学費(バス代)含む) ※1 ※2 ※3 ※4
②渡英費用 342,000円(ロンドン往復運賃、燃油サーチャージ、空港税、海外旅行保険代含む) ※3 ※4
※1 ホームステイ費用には朝食、夕食が含まれます。昼食代は含みません。
※2 フィールドワークの交通費および教材費として£300程度(実施内容により異なります)がかかります。
※3 実施当年度の留学先の物価変動や各種料金改定、為替レートや燃油価格の変動等により費用総額は変わります。
※4 費用に関しての詳細は募集説明会時に確認してください。

参加者メッセージ

- 迷っているなら参加したほうがいい。チャンスはなかなかない。
(先進工学部ハイブリッド留学参加学生)

- 海外、特に留学となると言葉の壁が高く、ある程度以上の英語力が必要だと思っていたが、私の拙い英語でも現地の人は親切で、会話をあきらめたりせずに付き合ってくれた。この体験から、言葉が違うといってそこまで身構える必要はないと感じ、以前より海外という存在が身近になったと思う。
(工学部ハイブリッド留学参加学生)

- 自分が留学前に持っていたイメージと実際のイギリスのイメージが大きく異なっていた。イギリスの人たちのように、フランクに人と接することができるようになった。以前よりも自分の意見を積極的に述べられるようになった
(建築学部ハイブリッド留学参加学生)

- 日本でも地域によって特有の文化があるように、国ごとにも環境や歴史に沿った特色があることを実感しました。また、郷にいては郷に従えというように、現地の文化を理解し、それに倣うということを留学で初めて実行しました。相手を理解しようとする姿勢がコミュニケーションの基礎なのだと思います。
(工学部ハイブリッド留学参加学生)

- ハイブリッド留学に参加して、日本語以外で人と話すことに抵抗が無くなりました。また、自己主張をする頻度が増え、より積極的に人と会話できるようになった点が成長できたところだと思っています。
(春期ハイブリッド留学参加学生)

ハイブリッド留学 参加学生数(過去7年間)

年度 学部 特別
春期
学生
総数
先進工学部 工学部 情報学部 建築学部
2016 14 27 32 13 86
2017 31 26 9 19 20 105
2018 21 23 19 29 30 122
2019 23 39 19 40 7 128
2020
2021
2022 16 11 9 26 62

※2020年度、2021年度は、新型コロナウイルスの影響で各プログラムとも中止となりました。

パンフレット(2023年度)

ディプロマット留学について

ハイブリッド留学の次の段階の留学として大学院生が主な対象となる「ディプロマット留学」を開発しました。
留学において課題となる授業料と英語力を大幅に軽減し、大学院生が見識を広めるというプログラムは、これまでにない極めてユニークな取り組みです。

ディプロマット留学

工学院大学のグローバル戦略

工学院大学は、少子高齢化・内需減少が予測される中、大学に改革が求められていることから、日本に留まらずボーダーレスに活躍できる新の国際人育成を図るため、学内に「グローバル事業部」を設置。様々な「グローバルプログラム」を開発し展開しています。
工学院大学が考える国際交流とは

問い合わせ

新宿キャンパス グローバル事業部
E-mail :global@sc.kogakuin.ac.jp
TEL :03-3340-0939
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授業・学習について