記念講演会・記念式典関連ニュース
5月21日「東日本大震災の経験をどういかす!」報告会開催報告

掲載日:2011/05/27

5月21日(土)、新宿キャンパスにて、首都圏で生活する私達のための東北被災地活動報告会

「東日本大震災の経験をどういかす!私たちにできることは?」を開催しました。

工学院大学は、来年創立125 周年を迎えます。今回の東北被災地活動報告会は、

学園創立125 周年記念事業・記念講演会として行われました。

報告会は、震災・復興に関心が高まる中、学生・学園関係者だけでなく、

一般市民の方々も多数参加され、約150名が参加して熱気のある報告会となりました。

 

主なプログラムは、下記の通りです。

1 部.東日本大震災の被害から学ぶ
2 部.ボランティア活動を通じて学んだこと・感じたこと・考えたこと
3 部.東日本大震災の経験を来るべき大規模地震にいかす

プログラムの詳細はこちら

第1部では、「東日本大震災の被害から学ぶ」をテーマに本学建築学部の教員(ゲスト講師名)により、被災地の現地調査をもとに、津波による建物の被害などに関する4 件の講演がありました。現地調査で実際に撮影した写真や地図などを基に、リアルでわかりやすい解析や考察による説明が行われました。

第2部では、「ボランティア活動を通じて学んだこと・感じたこと・考えたこと」をテーマに、4 月22日から25日に行われた宮城県気仙沼市でのボランティア活動に実際に参加した本学建築学部の大学院・学部生学生の代表5名が、実体験を基にした活動報告をパネルディスカッション形式で紹介しました。

また、今回のボランティアに同行したコーディネーターの方からは、工学院大学の学生の現場対応力を賞賛する言葉もいただきました。

第3部では、「来たるべき大規模地震に備え、我々が今できること」をテーマに、建築学部まちづくり学科久田嘉章教授が、今回の震災に対応した工学院大学の取り組みや、これまでの地域防災に対する研究活動などの活動を紹介しました。本活動報告会の最後には、活発な質疑・応答が行われ、活気のあるシンポジウムとなりました。

当日の配布資料

記念講演プログラム

1.鉄骨造建物の津波被害 工学院大学建築学部建築学科准教授 山下 哲郎

2.鉄筋コンクリート造建築物の被害 工学院大学建築学部建築学科准教授 小野里 憲一

3.木造建築物の被害 工学院大学建築学部建築学科教授 河合 直人

4.生活関連施設の営業支障について 工学院大学建築学部まちづくり学科教授 宮村 正光

5.気仙沼でのボランティア活動について TKK助け合い連携センター 濱野 航平

6.気仙沼ボランティアの報告 工学院大学大学院 久田研究室 修士1年 新田龍宏

7.ボランティア活動を通じて 学んだこと・感じたこと・ 考えたこと
   工学院大学大学院工学研究科 建築学専攻 修士課程2年 村上研究室 平本達也

8.MOVAイス.テーブル

9.来るべき大規模震災に備えて 工学院大学建築学部まちづくり学科教授 久田 嘉章

 

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