掲載日:2012/03/15
田村雅紀・建築学部建築学科 「建築材料担当」
新総合教育棟の工事は,日々着々と進んでいます。今回は,新総合教育棟ブログでご紹介した,「125周年記念ビンテージコンクリート」を採取したイベントのご報告です。
ビンテージコンクリートは,新総合教育棟の構造体のコンクリートそのものであり,現場関係者と学生・教員が協力して,全125本を越える,生まれたてのコンクリートをテストピースに納めました。
もちろん,コンクリートの設計基準となる強度をはじめ,打設時の物性はチェック済。つまり,生まれたての赤ちゃんの体の状態がわかります。これから数十年,さらには100年を越えて,ビンテージコンクリートが年を積み重ねて味わいを出していく様子を評価して,新総合教育棟の体調チェックなどを陰ながら行うことができればと思います。
1年,5年,10年,20年・・・・ビンテージコンクリートの強度試験日は,ビンテージワインと一緒に再会ですね。
看板づくり
レミコン到着