ダナン工科大学の学生、エリア防災事業を見学

2018 / 07 / 25
 7月24日、ダナン工科大学の建築系学科所属学生9名と引率教員が本学八王子キャンパスを訪れ、本学のエリア防災事業を見学しました。

 ダナン工科大学(ベトナム)は、工学院大学と学術協定を結んでいます。今回は、JSTさくらサイエンス(日本・アジア青少年サイエンス交流事業)の一環として、7月21日から来日しています。
 来日4日目となる7月24日(火)は、八王子キャンパス北側を中心に、環境系施設(環境実験棟、屋上)、材料系施設(練り室、材料準備場、屋上)、構造系施設(長周期振動台ほか)を見学しました。本学がブランディング事業で作成した自立移動式ゼロエネルギーユニットは、この日のために車体から小屋(救護所として使える段ボール製小スペース)を出して設営するなど、非常時の使用を想定した状態でお披露目しました。このユニットは、車両と小屋、電動アシスト自転車から構成されています。加えて、太陽光発電設備と情報収集と発信の設備が整っており、ダナン工科大学の学生は、組み合わせのユニークさと、全ての資材が専用車に納まる設計になっている点に驚いていました。当日は猛暑で雲一つ無い日和だったため、発電量が見る間に上がっていきました。