掲載日:2011/11/25
1991年建築学科卒業の原です。 現在、私はこの作業所に副所長として配属されています。
卒業して直ぐに研究室が無くなってしまった事もあり、この八王子キャンパスは 20年ぶりとなります。 当時は、スチューデントセンターに学生寮、現在の総合教育棟に食堂や厚生棟があり 学生寮に入っていた私にとっては、学内でも非常に思いでのある場所での工事と なります。 母校の工事に携わる事が出来るのは極めて稀な事で、名誉ある事だと感じています。 多くの先輩、後輩たちが注目する中、20年ぶりの成長した自分の全てを出し切って 工事管理にあたりますので、9か月後の成果を見てください。
懐かしい八王子の地に来て、学生時代を思い出すことが多くなりました。 私の学生時代は、友達の研究室の紹介で、OBの方が立ち上げた計測会社で、毎日の ように工事現場にアルバイトに行っていました。 (今は、学生がアルバイトで工事現場に入ることは出来ませんが。。。) その中で、ゼネコンの担当者や職人さんと接しているうちに、この世界に自然と 飛び込みました。 なんといっても、自分達の成果が形になっていくと言うのに魅力を感じたのです。 就職してもこの魅力は失われる事無く、20年が経ちました。 当社のキャッチコピーに「地図に残る仕事」と言うのがあります。 この言葉通り、自分の携わった建物が形になり、地図に残るたびに、自分の心の地図 にも工事の思い出が残り、そして故郷のようになっています。