生きた教材として

掲載日:2011/09/20

 

 建築学部建築学科教授(建築生産分野担当)の遠藤和義です。

スチューデントセンターは現場見学の特等席

スチューデントセンターは現場見学の特等席

現在は根切り山留め工事

現在は根切り山留め工事

 工学院大学八王子キャンパス総合教育棟は、本学125周年記念事業として4月に着工し、現在、現場は、根切り(ねぎり)山留め(やまどめ)工事の真っ最中です。

 私はこのプロジェクトに、施工業者選定から関わっています。今回の業者の選定方式では、公共工事に広く導入されている総合評価方式(価格以外の要素も加味して業者を選定する)が導入されました。私立大学である本学で総合評価方式を導入した背景には、毎年300人を超える人材を建設業界に輩出している教育機関としての責任を自覚してのことです。

 こうした工事の発注契約方式、これから来年7月の竣工までの工事のプロセスは本学で学ぶすべての学生諸君にとって生きた教材となります。 今後もこのブログを通してこのプロジェクトに期待されている皆様に様々な情報を発信していきますので、ご注目ください。

 とくに建築系学科の2年生には、私の担当する「建築施工」で学ぶ内容と平行して現場が進みますので、理解を深め、単位を修得するためのヒントもいろいろちりばめる予定ですので毎週チェックしてください。

 

 

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