「防災ポーチづくり」反省会を開催

2019 / 11 / 29

八王子キャンパスのグリルにて、「防災ポーチづくり」の反省会を行いました。
このイベントは、学園総合防災訓練において体験型訓練の一貫として、新宿キャンパス・八王子キャンパスで学生が実施しました。災害によりライフラインが止まったときなどに役立つグッズ(歯磨きシート、携帯トイレ、防寒アルミシートなど)を、参加者が専用のポーチに詰めました。完成品は、通学鞄に入れたり、学内のロッカーや所属研究室に置いて、活用されています。

参加したのは、企画、運営、アンケート集計を担当した学生自治会八王子支部、当日運営を手伝った学科連合委員会、防災の専門知識をアドバイスした村上研究室(まちづくり学科)の学生です。

まず、学生センターで、未配布ポーチに台紙を入れ込む作業をしました。「参加者がある時間帯にまとまって来場したのは予想外で慌てた」「自分たちの判断で、ポーチに台紙を入れ込んだ状態で渡したら、少しスムーズになった」など、先月の活動を思い出しながら作業を進めました。

次に、場所をグリルに移し、アンケート結果を見ながら、全員が気付きを共有しました。 アンケートは、新宿・八王子合わせて約350名が参加。ポーチに入れたグッズや、携帯に対する意識などを棒グラフや円グラフで示し、量・質ともに、充実した結果となりました。

「WA-K.proがデザインした台紙を、高く評価する声が多く聞かれた」、「詰めるのに時間がかかったので、まずはグッズを手許に取り置く箱などがあれば、各自好きな場所でゆっくり詰められたかもしれない」、「次回も開催するならば、待っている学生が事前に各グッズの使い方をイメージできるように、掲示を工夫したい」「もし次があるならば、事前周知に力を入れたい」など、前向きな意見が多く発表されました。

活動の幅を広げるための具体的なアイデア出しとして、学園祭など学内での活用や、地域貢献活動として学外に広げる案などの意見が出ました。継続した活動が期待されます。