災害時に通信と発電を担う車両ユニットを「新宿防災ウィーク」で公開

2019 / 11 / 15

11月12日(火)~14日(木)、本学新宿キャンパス1階の南側玄関で、災害時に通信と発電を担う車両ユニット「D-ZEV」を公開し、学生が利用に関するアンケート調査を行いました。

「D-ZEV」は、本学が独自に開発した車両で、正式名称を「自立移動式ゼロエネルギーユニット(Disaster-robust Zero Energy Vehicle)」としています。2019年10月に開発の経過報告を発信した際は、メディアから「今後の災害に活躍しそう」との感想があり、実装が期待されているユニットです。今回は新しく、気温・湿度・路面温度を測る装置が加わりました。これらの情報が入ることで、気温が上がる時期には、熱中症への配慮が判断しやすくなるなどの効果が見込まれます。

社会実装を目指し、様々な方から被災時に必要な情報や、開発したアプリと車両後部に掛けているサイネージ表示の見やすさなどについてアンケート調査を行いました。結果は、今年度内に行われる改良に反映される予定です。建築デザイン学科と情報通信工学科、電気電子工学科の学生が、設営と公開中の説明、アンケートへの呼びかけを担当しました。