学校法人 工学院大学 創立125周年記念サイト Engineer our Future 2012

　建築学部建築学科教授（建築生産分野担当）の遠藤和義です。

スチューデントセンターは現場見学の特等席

現在は根切り山留め工事

　工学院大学八王子キャンパス総合教育棟は、本学125周年記念事業として4月に着工し、現在、現場は、根切り（ねぎり）山留め（やまどめ）工事の真っ最中です。

　私はこのプロジェクトに、施工業者選定から関わっています。今回の業者の選定方式では、公共工事に広く導入されている総合評価方式（価格以外の要素も加味して業者を選定する）が導入されました。私立大学である本学で総合評価方式を導入した背景には、毎年300人を超える人材を建設業界に輩出している教育機関としての責任を自覚してのことです。

　こうした工事の発注契約方式、これから来年7月の竣工までの工事のプロセスは本学で学ぶすべての学生諸君にとって生きた教材となります。 今後もこのブログを通してこのプロジェクトに期待されている皆様に様々な情報を発信していきますので、ご注目ください。

　とくに建築系学科の2年生には、私の担当する「建築施工」で学ぶ内容と平行して現場が進みますので、理解を深め、単位を修得するためのヒントもいろいろちりばめる予定ですので毎週チェックしてください。

2011年4月23日（土）11時より工学院大学八王子キャンパスにおいて、（仮称）総合教育棟の起工式が行われました。

式典には工事関係者、教職員あわせて51名の列席者があり、工事の第一歩が踏み出されました。

鋤入れの儀には、学校法 人工学院大学の��田貢理事長・大橋秀雄前理事長をはじめ、千葉学建築計画事務所（設計・監理）の千葉学主宰、大成建設株式会社（施工）の谷内正建常務執行 役員建設営業本部長により行われ、工事の安全を祈願しました。 参加者の表情から、学園創立125周年を記念する（仮称）総合教育棟の完成にむけた熱い思いが感じられました。

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  起工式の様子

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  （仮称）総合教育棟模型

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  起工式の様子

八王子キャンパス総合教育棟設計プロポーザルの審査講評を下記に掲載いたします。

プロポーザル実施にあたり、参加者の皆様をはじめ、多くの方々に支援いただき、無事終えることができました。心より感謝致します。

公表を了解いただいた技術提案書46点を、下記要領にて新宿校舎に展示しますのでご覧下さい。

なお、今回の審査についての選定結果などは下記をご覧ください。

2009年12月26日（土）13時より3時間、工学院大学新宿校舎6階B-0663教室において、八王子キャンパス総合教育棟設計プロポーザルの 公開ヒアリングが開かれました。傍聴者300名が見守るなか、第1次選定を通過した７者から、それぞれ10分間のプレゼンテーションを受け、そのあと選定 委員と10分間の質疑応答が行われました。

ヒアリング終了後、別室で7名の選定委員による第2次選定委員会が開かれ、「最優秀者」1者、「優秀者」1者を選定しました。ヒアリング参加者7者のお名前と選定結果は添付表のとおりです。

選定委員会の講評文は現在作成中です。後日（年明け）に公表させていただきますので、選定経緯については、そちらを参照くださいますようお願い致します。

年末のお忙しいなか、本設計プロポーザルに多大な時間と労力を費やされ、力作を提示いただいた参加者の皆様、傍聴くださった皆様に心より感謝申し上げます。