自己評価運営委員会(学部)

工学院大学自己評価運営委員会

自己点検・評価の組織体制

大学についての自己点検・自己評価は大学「自ら」行う必要がある。このために自己点検・自己評価の組織として、本学では自己評価運営委員会を教授総会のもとにおいている。
自己点検・自己評価の課題によっては「特定分野又は個別事項に係る調査及び点検・評価を行うため」、個別自己評価委員会を設け、あるいは「学内に設置された各種委員会組織又は事務組織に調査を委嘱できる」(以上、規程第8条)こととして、組織としては大変柔軟なやり方をとっている。こうした場合に大学全体の自己評価活動を統括する役割をもっている。
大学としての通常の運営機関・組織との関係においては、これら機関・組織が自らの活動を点検評価することは自らの責務を果たしていく上で当然の活動であると考えるが、それに加えて自己点検・自己評価が求められるとすれば、こうした機関・組織とは別に設けられるべきものである。こうした理解に立って本学では自己評価運営委員会は、学長を含めず、むしろ必要によっては学長が諮問できる機関とした。
この委員会による点検・評価は、実施計画をあらかじめ教授総会に提出し、承認を受けるとともに、その結果は教授総会に報告するものとしている。これらは自己評価を教授総会のもとで行うという原則に基づいたものである。
本学では、平成4(1996)年11月、自己点検・自己評価組織の設置のために、教授総会のもとにワーキング・グループを設け、以上のような組織と運営のあり方を検討し、その報告を受けて平成5(1997)年6月、規程と覚え書が教授総会で決定された。その後、2年を1期として、現在10期目に入っている。本学では自己評価はテーマ別に積み上げていくことを中心にしているが、これまでのテーマは次のとおりである。いずれも報告書にまとめられている。

第1期
工学院大学の広報活動について
 
第2期
情報公開システム
 
第3期
工学院大学の理念と目標
 
第4期
本学における研究の現状と今後の課題
 
第5期
工学院大学の教育評価の今後に向けて
 
第6期
学生サービスの現状と課題 —学生の満足度を高めるために—
 
第7期
社会との連携と社会貢献 —学内外に見える戦略的広報—
 
第8期
本学における災時活動の現状と今後の課題 —より効果的な災時の計画と実施の為に—
 
第9期
全学的な自己点検評価推進体制の現状と課題

教育の質保証