工学院大学附属高等学校(校長:平方 邦行、所在地:東京都八王子市)は、グローバル社会で主体的・協働的に活躍できる人材の育成を目指し、ハイブリッド4コース体制を2018年4月からスタートします。それぞれの特色あるコースで、生徒の可能性を最大限引き出す教育を実践します。
本件のポイント
- 工学院大学附属高等学校は2018年4月より4コースからなる新体制をスタート
- 2020年から導入予定の「大学入学共通テスト(仮称)」を見据えた教育プログラムを展開
- グローバル社会で求められる「論理創造型」の思考力や「クリエイティブ・クラス」の能力を身につけた、グローバルリーダーの育成を目指します
本件の概要
工学院大学附属中学校が「ハイブリッドインターナショナルクラス」を始めとする21世紀型教育を日本で初めてスタートして3年。併設型中高一貫校の工学院大学附属高等学校は、2018年4月から、ハイブリッド文理先進コース(仮称)/ハイブリッド文理コース(仮称)/ハイブリッドサイエンスコース(医歯薬理工)(仮称)/ハイブリッドインターナショナルコースの4コース体制となります。
2020年から始まるグローバル高大接続を見据えた教育プログラムを行い、多様化する世界に目を向け、知識・技能を活用し、主体的・協動的に活動できる、世界から必要とされるグローバルリーダーを養成する教育を進めていきます。
新コースの特徴
「知識論理型」から「論理創造型」の思考力修得へシフトし、主体的・協働的に活躍できる世界から必要とされるクリエイティブ・クラスの若者を養成する教育を進めていきます。こうした人材育成の一助として、海外のフィールドで学ぶ機会となる「MoG」※の展開や海外留学を奨励します。
- ハイブリッド文理先進コース(仮称)/ハイブリッド文理コース(仮称)
文系・理系に対応し、生徒一人一人が掲げる多様な進路目標に向かって、3年間で余裕をもって新しい大学入試制度への準備をすすめます。 - ハイブリッドサイエンスコース(医歯薬理工)(仮称)
工学院大学をはじめ他大学と連携した授業を展開し、医学薬学や理工系の研究者としての資質を育成します。夏休みなどに、大学や医学部と連携をしたプログラムの展開を計画しています。 - ハイブリッドインターナショナルコース
「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」、英語力の更なる向上を求めたコースです。数学・理科・社会なども英語で学ぶイマージョン教育を展開し、国際バカロレアの必須科目である哲学教育のほか、中国語の授業も実施。将来グローバル社会で活躍する素養を育み、国内だけでなく海外の大学への進学も目指します。
※MoG(Mission on the Ground)…アジア新興諸国の社会事業家が抱える経営課題の解決に挑む実践型の教育プロジェクト