工学院大学で鉄道の無料特別講座を5月12日に開講

2018/05/01

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省エネかつ高機能な列車ダイヤの作成法などを解説

工学院大学オープンカレッジは、工学部電気電子工学科の曽根 悟特任教授と高木 亮教授による無料特別講座「列車運転の高機能化・省エネ化」を5月12日に開講します。
【プレスリリース】工学院大学で鉄道の無料特別講座を5月12日に開講 [187KB]
2018年3月、小田急電鉄の複々線が完成し、列車運行ダイヤは画期的に改善されました。鉄道事業にとって、列車ダイヤは最重要商品であり、利用者の快適性アップのために所要時間を短縮するなど、生産性を向上して低コスト化することを「列車ダイヤの高機能化」と捉え、様々な試みがなされています。
今回の特別講座では、運行ダイヤを一層良くするとともに、列車運行を総合的に省エネルギー化する方策を解説します。曽根 悟特任教授は、高機能な列車ダイヤを作るための基本的な考え方や定石と評価法を、高木 亮教授は、列車運行に関わる車両・電力設備・運転法・制御等を工夫した横断的かつ合理的な省エネルギー化の方策を紹介します。

工学院大学オープンカレッジ鉄道講座■  無料特別講座「列車運転の高機能化・省エネ化」概要
日時: 2018年5月12日(土)  14:00~14:40 「列車ダイヤの高機能化」 曽根 悟
    14:40~15:20 「列車運行の省エネルギー化」 高木 亮
    15:30~16:00 今後の鉄道講座のご案内
    16:00~17:00 受講者と講師による討論会
※終了後、個別取材・質問可(17:30まで)
会場: 工学院大学 新宿キャンパスA0542教室(東京都新宿区西新宿1-24-2)
JR・京王線・小田急・地下鉄「新宿駅」徒歩5分
講師: 曽根 悟(工学院大学 特任教授)、高木 亮(工学院大学 工学部 電気電子工学科 教授)
受講申込先: 工学院大学オープンカレッジ鉄道講座事務局(株式会社ライトレール)
http://www.LRT.co.jp/kogakuin

工学院大学オープンカレッジ鉄道講座とは

曽根悟特任教授による企画・監修のもと、鉄道に関する幅広い知識を得る学びの場です。特定の鉄道事業者に偏らない、工学・現場重視の分析や解説を行っています。「基礎講座」では鉄道技術の全貌を体系的に学び、「トピックス講座」では旬のテーマを取り上げ、技術分野を横断して総合的に判断できる鉄道技術者養成を目指しています。

講師略歴
曽根 悟(そね・さとる)/工学院大学特任教授。東京大学名誉教授。東京大学工学部卒、工学博士。電気工学の視点から、鉄道の信号・ダイヤ・車両等に関わる研究・教育に携わる。国内外の鉄道事故解説などで、メディア出演多数。
 
高木 亮(たかぎ・りょう)/工学院大学工学部電気電子工学科教授。東京大学工学部卒、博士(工学)。電気工学の視点から、鉄道の信号・ダイヤ・車両等に関わる研究・教育に携わる。NHKBS1「Japan Railway Journal」にレギュラー出演中。
株式会社ライトレール