• Home
  • 2024年度のお知らせ
  • 2024年度 ISDCプログラム 工学院大学×チームラボアーキテクツ コンペティション中間発表会を実施

2024年度 ISDCプログラム 工学院大学×チームラボアーキテクツ コンペティション中間発表会を実施

2024/06/05

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

今年度のテーマは「座る」。
中間発表会では、エントリー作品の中から、9人の学生が作品の発表を行いました。
発表内容としては、
座るー「椅子」という概念から椅子の構造にアプローチした作品、
「座り方」「その施設の使用用途」から座るもののデザインを再設計した作品、
使い続けることによってできた形状の変化が、使用時の思い出を想起させることを意図して設計した作品、
敢えての不便さを意図して設計した椅子から社会的な環境や格差、人との距離感に焦点を当てた作品、
など、学生ならではの面白い着眼点、構想での発表となりました。

各作品に対するコメントでは着眼点、構想について評価いただくと同時に、「座る」という概念にとらわれすぎない「さらに自由な発想」への期待、提案をまとめる過程で薄れてしまっている最初に持っていた「面白い考え方」を忘れずにプレゼンに盛り込んでほしいといったご意見をいただきました。
また、最終発表に向けて、より考えを深め、違う側面から見つめ直して、提案やプレゼンを受ける側の「理解」や「共感」を得られるような作品作りをしていてほしいと、企業ならではの視点でご助言をいただきました。

最後に全体のまとめとして、チームラボアーキテクツ河田代表より、全体的に面白い発想、クオリティが高い作品が多いので、最終発表会が楽しみ、実現可能性や何かを完成させるということよりも「やりたいと思うこと」をまず優先して考え、奇想天外なアイデアをたくさん出してほしいと講評をいただきました。
また、プレゼンテーションの最終的な到達点としては、人にどう思われているかを考えながら作品を完成させていくこと、人を説得したり、ひきつけたりするようなことを考えながら、皆が共感する作品を作っていくことが大切であるとご助言いただきました。

中間発表会でのフィードバックを基に、7月2日(火)の最終報告会に向けて作品の完成度を高めていきます。

ISDCプログラムとは

学生と企業が「直接的(ダイレクト)」に「連携する(つなぐ)」、これまでにないコラボレーションプログラムです。学生は企業の課題に自らの研究でチャレンジし、評価を受けます。

ISDCプログラム