去る8月31日(土)、島根県出雲市小伊津集落にて、建築デザイン学科冨永研究室主催のスタンプラリーが開催されました。
冨永研究室は2018年から現在まで、小伊津集落の建築・町並みの調査研究とその成果の発信(報告書制作・巡回展)、現地高校生とのワークショップなど、毎年小伊津集落を訪れて現地を盛り上げる活動を継続しています。
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初日_台風のため屋内で家具の組み立て
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町民の方にもご協力いただいた
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家具組み立てと並行して、一畑電鉄の各駅に小伊津ZINEを配置
今回は冨永研の院生らが2つの家具を製作し、それを集落内に配置して、この家具を起点に町を歩いて集落の魅力を発見してもらう「スタンプラリー」を開催しました。
本番前日(30日)は台風直撃で開催が危ぶまれましたが、住民の方々の多大なるご協力のおかげで無事家具を組み立てることができ、当日は奇跡的に天気が回復して無事にスタンプラリーを開催できました。集落外から家族連れや子供達約30名が参加し、スタンプラリーを楽しみながら小伊津の魅力を堪能していました。
この2つの家具は、小伊津集落内の漁師小屋と佐香コミュニティセンターに設置し、引き続き現地の方に使っていただけることになりました。
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2日目_本番の朝、天気が回復したので皆で屋外に家具を運び出す
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家具の設置
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スタンプラリー本番スタート。受付をするM1
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海側から集落を眺める家具
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スタンプラリーの景品を渡す
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家具でスタンプを押す子供たち
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集落から海を眺める家具
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イベント無事終了、家具まわりで住民の方と打ち上げ
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3日目_家具を2分割し、佐香コミュニティセンターに設置して頂く
またこのイベントと並行して、昨年度制作した小伊津の小冊子「集落パッチワーク」を一畑電車の各駅に配置させていただきました。この冊子は現地の方の活動と小伊津の魅力を伝える内容で、より多くの方に小伊津を知ってもらうことを願っています。
冨永研究室は来年度も小伊津集落でプロジェクトを実施する予定です。
現地の皆様、多大なるご協力、ありがとうございました。
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ZINEを製作したM2
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初日の夜の懇親会_小伊津のお母さん方の素晴らしい手料理
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集落の海岸(洗濯岩)