工学院大学では、教育改革の一環として、学生による授業アンケート等の結果に基づき、他の模範となる教員を選出し「工学院大学ベストティーチャー」として、その功績を表彰しています。
これは、受講学生の満足度が高く、教育的に質の高い授業を展開している優秀な教員を、本学教育開発センターが評価し、選出するものです。今回は2023年度後期および2024年度前期の授業アンケート結果で学生の満足度が高く、受講者数・回答数、授業の性格、他の担当科目の状況などを踏まえつつ総合的に判断し、2024年度の「工学院大学ベストティーチャー」を決定しました。
10月31日に開催された学園創立137周年記念表彰式において、2024年度「工学院大学ベストティーチャー」として賞状と記念品を授与しました。
2024年度工学院大学ベストティーチャー
永井 裕己 准教授(先進工学部 応用物理学科)
担当科目:「熱・統計力学」「物理化学入門」ほか
このたびはベストティーチャー賞という名誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。
これまでご指導いただきました先生方にも深く感謝申し上げます。
20年前までは、本学の学生として受講していましたが、今は教壇に立つ側として、このような賞をいただけたことに感慨深い気持ちになります。
これからも学生と一緒に学びながら、次世代につながる講義を展開できるよう精進していきたいと思います。
髙木 秀太 非常勤講師(建築学部)
担当科目:「建築情報処理I」
この度は大変名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。
「建築情報処理I」はその名の通り建築計画とデジタル処理の関係性について探求し考察する授業です。工学院大学という工学を専門とするアカデミアにおいて避けては通れないこのトピックを、学生との対話を大切にしながら毎年授業内容を改善してきました。
この場をお借りして、本授業を受講したすべての学生に感謝を申し上げます。