建築デザイン学科 冨永研究室「とみ展2025」開催(6/3-13)

2025/06/02

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新宿キャンパス地下1階B-ICHIにて、建築デザイン学科冨永研究室の展覧会「とみ展2025」を開催します。
この展覧会は、冨永研究室の研究活動の成果を発表するもので、
第一章「住宅研究ゼミ」・第二章「小伊津/高取プロジェクト」の2部構成となっています。

学生展示「とみ展2025」

期間 2025年6月3日(火)~13日(金)
会場 新宿キャンパス 地下1階B-ICHI(セブンイレブン側のコンクリート壁面)
主催・企画・製作 建築デザイン学科 冨永研究室

〇第一章「住宅研究ゼミ」
毎年後期に3年生が取り組むゼミで、日本の名作住宅の1:20模型を製作しながら、その建築家の考え方と空間の魅力を探ります。1:20というスケールは、普段なかなか見学することができない「住宅の内部空間」を疑似体験できる絶妙なサイズです。
昨年度制作した「住居No.1共生住居(設計:内藤廣)」「床と天井(設計:河内一泰)」に加え、過去の先輩たちが制作した模型も併せて展示し、「実験」「変容」「非日常」のキーワードで比較分析します。

〇第二章「小伊津/高取プロジェクト」
島根県出雲市小伊津集落は、古くから漁業を生業とし、急斜面に広がる迷路状の路地と家並みがとても美しい集落です。冨永研究室では、2018年から調査・設計提案・報告書作成・巡回展・地元高校とのワークショップ・ZINEの作成・空き家利活用提案など、コロナ禍も途切れることなく小伊津集落と関わり続けてきました。今回の展示では、昨年度現地でおこなった家具ワークショップ&スタンプラリーの様子を、小伊津の美しいドローン映像と共に発表します。
また、明治期以降製薬業で栄えた奈良県高市郡高取町の集落調査が昨年度から始まりました。住宅と工場を併設する巨大で魅力的な住宅の実測調査の成果を、模型や図面で紹介します。

  • 過去の展示の様子①
  • 過去の展示の様子②

冨永研が毎年作成する研究室活動記録(通称「ゼミ本」)も全巻展示していますので、ご自由にご覧ください。
また、会場には研究室のB4・M1・M2の学生が常時待機し、展示内容を解説します。ご質問などあればぜひお気軽にお声がけください。

たくさんのご来場、おまちしています。

工学院大学note「とみ展2024」
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