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化学応用学専攻 佐竹竜乃介さんが表面技術協会 国際会議 AST2025でBest Poster Awardを受賞

2025/06/18

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6月1日から4日に千葉県成田市ホテル日航成田で開催された、一般社団法人 表面技術協会・アノード酸化皮膜の機能化部会(ARS)主催「第4回アノード酸化の科学と技術に関する国際会議 The 4th International Symposium on Anodizing Science and Technology (AST2025)」にて、化学応用学専攻修士2年の佐竹竜乃介さん(無機表面化学研究室・阿相英孝教授)がポスター発表において、Best Poster Awardを受賞しました。

研究題目:
Effect of Type and Concentration of Electrolyte on Film Formation Efficiency in Bipolar Anodization of Aluminum

発表者:
(M2) Ryunosuke SATAKE, Kenta HAGIWARA and Hidetaka ASOH

本賞は、学生ならびに若手研究者の発表を対象に、国内外の審査員がOverall Visual,Content,Oral,Impactの観点で厳正に審査を行い、佐竹さんを含む6名が受賞されました。
本シンポジウムでは、さまざまな金属上でのアノード酸化皮膜の形成機構、酸化皮膜の構造および形態制御、酸化皮膜の機能的応用(バイオ,エネルギーデバイス応用ほか)などを主な討議内容として、国内外より約140名の研究者が参加しました。
会期中には招待講演を含め57件の口頭発表と28件のポスター発表が行われ、最新の研究成果が共有されました。
当該分野の研究者・技術者が国境を越えて活発な議論を繰り広げると共に、国際的な学術交流を深める貴重な機会となりました。

受賞コメント
この度は、前回の国内学会(軽金属学会第148回春期大会,優秀英語ポスター発表賞受賞)に続いてこのような賞をいただくことができ、大変光栄に思っております。発表にあたりご指導くださった阿相先生、萩原先生をはじめ、日頃からサポートしてくださっている研究室の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今回は、当研究室の大学院生全員で学会に参加し、発表だけでなくシンポジウムの運営にも携わりました。そうした中でこのような評価をいただけたことは、決して自分一人の力によるものではなく、一緒にポスター発表を行った仲間や、多くの方々の支えがあってこそだと感じています。中でも、日々の生活や精神面で支えてくれている家族の存在には、感謝してもしきれない思いです。
今回の受賞を励みに、今後もより高い目標を持って研究に向き合い、学術的にも社会的にも意義のある成果を目指して努力を重ねてまいります。
The 4th International Symposium on Anodizing Science and Technology (AST2025)  ホームページ