米盛弘信准教授(電気電子工学科)が、第36回電気設備学会賞 学術部門 論文奨励賞を受賞しました。本賞は、2023年1月から12月の各月に発行された電気設備学会論文誌の論文の中から選ばれます。受賞対象の論文は「IH調理器用電流共振型AC-AC直接変換回路の開発」です。
本論文では、省エネルギーを目指した新しい電力変換回路を提案し、実現に向けた課題を解決する内容が述べられており、それらの点が高く評価されて受賞に至りました。
第36回電気設備学会賞の表彰式は、2025年6月12日に野村コンファレンスプラザ日本橋にて行われました。
受賞コメント
この度は、「第36回電気設備学会賞 学術部門 論文奨励賞」を受賞させていただき、大変光栄に思います。本論文は、卓上型IH調理器を対象とした電流共振型AC-AC直接変換回路を提案し、その構成方法と加熱効率を明らかにしています。
今回、電気設備学会から高く評価されたことを大変嬉しく思います。この場を借りまして、日頃よりご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。 今後も自己研鑽を重ねていく所存ですので、よろしくお願いいたします。
電気設備学会は、電気設備に関する調査研究、標準の調査及び立案、学会誌・研究報告・図書の発行、研究発表会・講演会・講習会・見学会の開催、産学協同のもとに人材の育成、国内外関係機関との交流及び協力、功績者の表彰、その他学会の目的に沿った活動を行っている学術団体です。