TKK3大学連携15周年フォーラムが開催されました

2025/10/02

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工学院大学は2008年より東北福祉大学、神戸学院大学と、阪神淡路大震災や東日本大震災クラスの災害が発生した際に災害の及んでいない遠隔地の大学との協力を目的とした「防災・減災及びボランティアに関する相互支援協定」を締結し、各大学の頭文字をとった「TKK3大学連携プロジェクト」として事業を推進しています。この協定では、学生が防災や社会貢献、ボランティアに関する幅広い知識を身につけ、実際に社会で役立つ人材育成を目指しています。

  • シンポジウムにてTKKの取り組みを説明する村上正浩センター長
  • シンポジウムにて活動報告を行う北田そらさん

8月30日、31日に第22回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムの分科会にて協定締結15周年を記念したフォーラムを開催しました。『阪神・淡路大震災から30年「若者と考える 被災地支援と語り継ぎのチカラ」』をテーマに、本学からは村上正浩防災・減災教育センター長と建築学部まちづくり学科4年の北田そらさんが登壇しました。
村上センター長からは「TKK3大学連携プロジェクト」の枠組みの共有や本学が東日本大震災の際に実施したボランティア活動について説明しました。北田さんは自身のゼミ活動で行なっている防災・減災に関わる活動や能登地震の被災地でのサロン活動を紹介しました。
今回の記念フォーラムはTKK3大学以外にも熊本学園大学、金沢大学の学生を交えて学生が取り組む被災地支援や活動などの発表を行いました。ボランティア活動や防災・減災活動に関わるようになったきっかけや活動の中で大切にしていることなどを共有し、今後の連携の大切さについても確認し合うことが出来ました。

  • 能登応援物産展に参加した学生(左から瀧本さん北田さん藤塚さん)

また、当日は能登応援物産展も開催されました。参加した藤塚皓大さん、瀧本拓也さん(ともにまちづくり学科4年)も積極的にフォーラム参加者へ声かけを行い、多くの方に能登半島地震の支援に関わってもらうきっかけを作っていました。

今後も防災・減災教育センターでは様々なTKK3大学連携プロジェクトを推進していきます。

TKK3大学連携プロジェクト ホームページ